本日より、岡ア直信さんの写真展を開催いたします!
西阿波の傾斜地集落に多く見られるコエグロの写真です。
コエグロとはいったい何でしょう。
ちょっと調べたところ、阿波世界農業遺産のWEBサイトによると、
西阿波の傾斜地集落で行われている、
伝統的な農業の中で、土壌流出を防ぐための技術であるようです。
コエとはカヤ(ススキ)のこと、グロは集合体の意味だそうで、
秋にカヤ場でカヤ刈りを行い、そこにいくつものコエグロを作ります。
そのまま保管し、冬をこして、春に細かく切って、傾斜畑に投入します。
これは土壌流出を防ぐとともに、持続的な施肥効果や雑草防止、
保水力や保温力を保ったり、ミミズや微生物など生物多様性の保全など、
その役割は多岐に渡っているそうです。
コエグロは、ちょっとした小屋のような、三角のとんがり帽子のような形で、
高さが3mにもなります。
地域によって形が様々あるようで、カヤ場に並ぶコエグロは、
ある種の軽術作品であると評されることもあるようです。
そんなコエグロたちの写真、どうぞお楽しみください。
岡ア直信 写真展
「傾斜地集落のコエグロたち」
期間:2023年9月26日(火)〜10月27日(金)
場所:コミュニティ・レストラン さくらcafe
徳島県吉野川市山川町前川212⁻6
さくら診療所 駐車場北側
時間:11時〜14時(ラストオーダー13時30分)
定休日:日曜日
※土曜日・祝祭日はお弁当販売のみですが、
作品展はご覧いただけます。
お問い合わせ:0883⁻42⁻5268(さくらcafe)

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