はいたい!唄って踊れるはるさー栄養士、
新野和枝(しんのかずえ、はびぃ)です!
健康的なダイエットというテーマで、お話をしております。
健康的なダイエット(1) ダイエットのペース
健康的なダイエット(2) BMIと体脂肪率健康的なダイエット(3) 身内の例健康的なダイエット(4) 身内の例の続きさて、前回は、恥ずかしながら、うちの旦那のここ数年の、
健康診断の結果について、少しずつ改善しておりますよ〜、というお話をしました。
じゃぁ、何をどうやったら、健康診断の結果が改善したのか?ということになりますね。
最初に言ってしまいますと、やっぱり食事と運動。これに尽きます。
なんだぁ、やっぱりねぇ、結局それかぁ(がっかり)。
みたいな感じになっていませんか?
まぁまぁ、我が家の実践していることをご紹介しますので、
何かできそうだなぁとか、それえぇなぁ!とか思えることがありましたら、
是非お試しくださいね!
まず、結婚前の旦那の食生活・日常生活
1.朝食はしっかり食べる(朝ごはん抜きなんて考えられない)。
2.昼食は職場で給食を食べる(お昼を食べない、ということはない)。
3.夕食はほとんど外食。食べる時間も不規則で遅くなることが多い。
夕食はカロリーの高いものが多く、アルコールも時々。
4.ジュースや炭酸飲料も時々飲む。コーヒーも好きですが、もともとブラックでした。
5.喫煙習慣有り。
6.運動習慣特になし。仕事でもあまり体は動かさない。
それでは、結婚後はどうなったかと言いますと、
1.朝食はしっかり食べる
これは変わりません。朝食は1日の基本。我が家では3食の中で一番充実しているのが朝食。米飯、納豆、ヨーグルト(無糖)+果物、牛乳、具沢山みそ汁、メインのおかず1品、野菜のおかず2〜3品といった感じです。朝食後のコーヒーと一緒に、時々お菓子を食べたりもします。私も旦那も甘いものは嫌いではありません。私なんかむしろ大好き。でも、家にはお菓子を買っておいておくことはしません。あったら食べちゃいますもんね。時々頂いたりしたら、朝食時に少しだけ食べています。
2.昼食は職場で給食を食べる
これも変わりません。ただ、職場の食事はカロリー高め、揚げ物なども多く、肉や魚などのたんぱく質性食品の量も結構多いんです。ですので、家での食事は野菜中心にして、たんぱく質性食品は少なめにしています。
3.夕食はほとんど自宅。食べる時間もほぼ一定。野菜中心で、アルコール無し。
ここが大きく変わりました。夕食を家で食べるようになり、アルコールも無し。もともと、そんなにアルコールを摂取するわけではありませんでしたので、別に飲まなくてもいいかぁ、という感じ。時間も遅くても8時までには食べるようにしています。
4.ジュースや炭酸飲料は飲まない。
まず買いません。少なくとも家では飲まないようにしています。ちなみに、いつも飲むのは、私も旦那も大好きな、サンピン茶(沖縄でよく飲まれているお茶で、ジャスミンティーです★)。冷蔵庫にいつも冷やして入れてあります。
5.完全禁煙!
酒とタバコどっちかやめぇ、と言われたら、酒をやめる。そんな旦那でしたから、完全禁煙は大変だったと思います。でも、私がなにせ、タバコ大嫌いでしたので、これは、やめて頂きました。職場でも、内はどこっちゃ悪うないのに、タバコ吸って呼吸器系悪くして、食べることさえままならなくなってしまった患者さんを沢山見てきていますしね。これは、かなり頑張ってもらいました。
6.積極的に歩くようになった!
ここは大きく変わりました。要因は2つ。1つは、結婚後、異動があって職場が今までとは違う環境になり、仕事中に体を動かす機会が多くなったんです。
もう1つは、万歩計を持ってもらったこと。1日の目標歩数を設定して、時間があるときはできるだけ一緒に散歩に行ったりするようにしました。これはその人の性格にもよりますが、うちの旦那にはこれが良かった。几帳面な性格なので、万歩計の歩数をきちんと手帳に記録し、今月は良く歩けたとか、毎月何日が歩けていないなぁとか分析までしています。
目標歩数は、まず1週間歩いて、平均歩数を出します。それに+1000歩を目標歩数としました。1000歩多くということは、約10分余分に歩くことになります。
ただ歩くだけでは面白くないので、四国八十八ヶ所巡りをしています!目標歩数をクリアしたら、1つずつ前に進めるというようにね。もちろん私も万歩計を持って歩いていて、2人で競い合っています。(このところは、旦那がハイペースで、なかなかおいつけませんが)。
八十八ヶ所全て回れたら、2回目の巡礼の旅が始まります。2回目はさらに+1000歩が目標歩数になります。こんな感じで、ちょっとゲーム性を持たせて、かつ競い合いながらやると、結構おもしろかったりします。
色々な条件がうまいこと重なって、生活習慣や日常生活習慣を変えていくことができました。
例えば異動で職場が変わったこと。
仕事中に体を動かす機会が多くなったのはすごく良かったし、日にもよりますが、だいたい定時で帰れる。夕食もあまり遅くならずに食べられるようになりました。
旦那の性格もありますよね。少しでも減量した方がいいかなぁ、って本人が思ってくれない限り、私が何を言ったって、意味がないんですから。
それに色々と、文句も言わずに頑張ってくれるんですよね。
禁煙に始まり、時間があったら歩いてくれたり、旦那のほうが早く帰宅することも多いので、自ら野菜を沢山使った料理を作ってくれたり。
そして、大切なのは、減量したその効果を実感できること。
例えば、健康診断の結果が良くなる。
睡眠時無呼吸症候群でCPAPも使っていましたが、少しマシになったようです。
(それでも、やっぱり隣で寝ていると、あ、息が止まっている〜、と思うことは今でもありますが。)
後は、洋服!私なんかよりよっぽどお洒落で、洋服にも興味がある。今までは、サイズが合わないから、選択肢が少なかった。それが、減量したことで、昔の服が着れるようになったとか、あの服ももう少しで着れるなぁとか、楽しみが増えているようなんです。
誉めることも忘れません。頑張っていることを認められるってやっぱり嬉しいですよね!八十八ヶ所制覇したら、ちょっとしたプレゼントをするとか。(たいしたものはあげてませんが)。
栄養士として患者さんとお話をするときに大切なのは、
いかにその人のやる気を出させるか、その人にあったやり方を見出せるか、
それに尽きます。
それには、その人のことを良く知っていないと出来ないことです。
本人がよしやるぞ!と思えたら、後はそれをサポートしていく。
本人がやろうと思えたら、栄養士が余計なことを言わなくてもいいんです。
必要だと思うことはお話しますし、本人から聞かれた事にはもちろん答えます。
逆にいくらこっちが熱心にあれやこれや話しても、
本人にやる気がなければ、意味がないですよね。
きっかけ作りとサポート。
それができる栄養士にならなくてはいかんですよね。
旦那のことは、日々一緒におりますから、
それなりに分かっているわけです。
じゃぁ、患者さんの場合は?
かなり苦労はしておりますが、
自分の基本的な考え方、やり方は、旦那の実践例から、
間違ってはいないだろうと思えております。
やる気をおこさせるって本当に難しいけれど、
それができるようにならなくては!
テクニックも多少はあると思いますが、後は日々の経験の積み重ねでしょうか。
はい。頑張ります。
長くなってしまいました。
最後までつきあってくれたあなた!ありがとうございます。
もしあなたがダイエットを考えていたら、
何か参考になるようなことが1つでもあったら幸いです。
健康的なダイエット、次回は運動するなら、まずは歩こう!
ということで、効果的に歩く方法をお話したいと思います!
今日もブログを読んでくださって、三拝云
