しめ縄新調 住民らが製作1カ月 富士宮・浅間大社 [2017年12月28日(Thu)]
しめ縄新調 住民らが製作1カ月 富士宮・浅間大社
新年を迎えるのを前に24日、富士宮市の世界遺産富士山構成資産・富士山本宮浅間大社に新しいしめ縄5本が設置された。地域住民らが力を合わせて約1カ月かけて完成させ、奉納した。 市北部の白糸、芝山、猪之頭地区の住民有志らでつくる浅間大社大しめ縄奉賛会(佐野孜代表)が製作した。地元の西富士中生徒と浅間大社青年会のメンバーも協力した。 拝殿用のしめ縄は長さ3・6メートル、直径1メートル、重さは500キロほどにもなる。地元で育てたわらを編んだ3本の束を組み合わせ、頑丈に仕上げた。 製作に携わった関係者約40人が神事に臨み、おはらいで身を清めた。中村徳彦宮司は奉納に感謝の思いを示し、「参拝に来る人たちが良い年を迎えられるように」と述べた。 参加者はしめ縄を拝殿に取り付けた。ほかに楼門や祈祷殿などにも4本を飾った。同奉賛会は2016年、途絶えていたしめ縄の新調を3年ぶりに復活させた。 ![]() 静岡新聞@S 2017/12/25 掲載 http://www.at-s.com/news/article/local/east/440437.html |