途中からでも受講できます。既に開いている方・団体の学び直しにも最適です。受講料1回2,750円となります。
◎参加申し込みフォーム
https://goo.gl/RU1jjX FAX、メール等による申し込みは、下のほうをご覧ください。
認知症の人と家族、地域の人や専門職が集う「認知症カフェ」「ケアラーズカフェ」が各地に広がっています。国の戦略「新オレンジプラン」でも、認知症の人の介護者への支援策として、ケアラーズカフェを含む認知症カフェ等の普及がうたわれています。認知症カフェには、近隣の認知症の人への理解、参加者の中からの早期発見、さらにはコミュニティの再生・醸成といったさまざまな意義・目的があると考えられています。
長寿社会文化協会(WAC)は、
2月4日(土)〜3月5日(日)の全4回で、認知症カフェ運営者5人を含む介護福祉関係者8人の講師により、さまざまな認知症カフェの事例発表・交流会、座学・ワークショップ、見学・運営体験、カフェ運営プラン作成などの講座を行います。
既に開いている方・団体、運営方法を試行錯誤している方にもお勧めします。 講座の内容や受講申込方法など詳細は、チラシまたは下記をご覧ください。
認知症カフェケアラーズカフェ開設講座(東京)チラシ2.pdf認知症カフェケアラーズカフェ開設講座(東京)チラシ3最新版.pdf■認知症カフェ・ケアラーズカフェ開設講座(東京)
●日程と内容(一部変更となる場合もあります)
◎第1回:2017年
2月4日(土)13:00〜17:00◇
認知症カフェ事例発表(順不同)
・
地域包括支援センター・医療法人が運営を支援しているカフェや主催しているカフェ
「
土橋カフェ」「
犬蔵カフェ」「
英語 de カフェ」(川崎市宮前区・レストア川崎地域包括支援センター、小泉直之さん)。発表には、明石光子センター長も同席。
・
介護施設が主催しているカフェ
「
すももCafe」(千葉県船橋市・コンフォートケア代表取締役、形山昌樹さん)
・
医療・福祉専門職など有志が主催しているカフェ
「
認知症カフェきみさんち」(千葉県袖ケ浦市・認知症カフェきみさんち役員、石井弓子さん)
・
NPO法人が主催しているカフェ
「認知症カフェ“
長屋カフェ”」(東京都江東区・深川長屋理事長、岩撫(いわなで)英明さん)
◇
交流会(質問タイム)×2セット
4つのグループに分かれて、カフェ運営者やほかの参加者と交流していただきます。
◇
特別講演「全国の認知症カフェを巡って」(フォトグラファー、「
全国 認知症カフェガイド on the WEB」主宰・コスガ聡一さん)
※講師が運営する以外の認知症カフェ等を見学・運営体験したい方には、事務局が手配します。
◎第2回:
2月12日(日)9:45〜12:45◇
講義・認知症の症状と対応(東京都千代田区・ありすの杜 きのこ南麻布、中川慎子さん)
・地域包括ケアと認知症カフェ(福祉ジャーナリスト、WAC常務理事・浅川澄一)
◎第3回:
2月18日(土)9:45〜15:15(昼食休憩12:00〜13:00)
◇
講義コミュニティカフェでのケアラーズ支援、認知症カフェ・ケアラーズカフェの役割、どのように地域を巻き込むか
◇
ワークショップ「どんな認知症カフェを立ち上げるか」
(千葉県柏市・
ケアラーズ&オレンジカフェみちくさ亭、
オレンジカフェ「ほのぼの亭」、NPO法人ケアラーネットみちくさ理事長、布川佐登美さん)
◎第4回:
3月5日(日)9:45〜13:00◇
各自のカフェ運営プランの発表(個人、もしくはチームで)
・参加者全員参加で感想を伝えよう
・なんでも相談と意見交換
講師:布川佐登美さん、浅川澄一
※講座終了後、交流会(希望者のみ)
●
会場:公益社団法人長寿社会文化協会(WAC)研修室
(東京都港区芝公園2-6-8 日本女子会館1階)
http://www.wac.or.jp/access.html※駐車場(無料)がありますので、車で来場する方はお申し出ください。先着4台まで。
●
認知症カフェ等と講師紹介☆
土橋カフェ、
犬蔵カフェ、
英語 de カフェ レストア川崎地域包括支援センターが地域活動・認知症サポーター養成講座等で地域住民との関係作りを図った中で、住民から「認知症の人との関わりの仕方が分からない、機会がない」という声があり、認知症の方も地域住民誰でも気軽に集える場所をつくろうと、土橋町内会を中心に2013年9月から毎月1水曜日に土橋会館で始めた。
町内会役員、民生委員、老人クラブ役員、認知症家族会、認知症専門医、弁護士、区保健師、地域包括職員などのほかに、認知症当事者の女性もウエートレス役として加わっている。毎回90人ほどの参加があるが、1割程度の人に認知機能の低下がある。
100円でコーヒー、・紅茶、煎茶、抹茶をお替り自由で提供する「歓談タイム」の合い間に健康・病気に関する講話または器楽演奏が30〜40分、フィットネスクラブなどの協力で体操を20分ほど行っている。
レストア川崎地域包括支援センターは、カフェの手伝いから始まり、その場で相談を受ける、地域とのつながりがない人、希薄な人や認知症の人を土橋カフェにつなげる、介護保険・医療機関につなげるなど役割を担っている。
http://www.city.kawasaki.jp/miyamae/cmsfiles/contents/0000070/70107/3.pdf レストア川崎は通所リハビリテーションスペースを活用して「犬蔵カフェ」、軽度認知症の方から英語を話せる場が欲しいとの要望から開設につながった「英語 de カフェ」も行っている。
◎
小泉直之さん
レストア川崎地域包括支援センターで、社会福祉士としてコミュニティーソーシャルワーク、権利擁護事業(成年後見制度・高齢者虐待防止等)などに従事している。
☆
すももCafe 2015年12月から毎月第4月曜に自社デイサービスで開いている。高齢者グループホームやデイサービスに勤務するスタッフのほかに、要介護高齢者や地域のボランティアも運営に参加。参加費(飲み物、ケーキ付き)500円。
http://ninchishocafe.jugem.jp/?eid=58https://www.facebook.com/comfortcare.comfortcare/◎
形山昌樹さん
14年間、建築設計業務に携わり、社会福祉法人の設立認可などにかかわる。その後、2002年有限会社コンフォートプレイス取締役、2010年株式会社コンフォートケア設立代表取締役。船橋市認知症高齢者グループホーム連絡会 前会長。
☆
認知症カフェきみさんち 認知症の人も障害のある方も高齢の方も若い人もすべての人が気軽に立ち寄り、集える居場所を目指したいという思いのもとに、千葉県袖ケ浦市坂戸市場にある民家を借り、2015年11月にオープン。医療・福祉専門職を中心とした有志10人(役員)と地域住民のボランティアで運営している。毎週水曜日10〜15時に開き、手作りの各種ケーキセットとおにぎりセットを提供している。
地域交流活動や認知症の啓発活動を、年間計画で毎月1回ずつ実施している。地域交流活動はカフェの時に行い、演奏会やコーラス等のボランティアの方が参加して交流を盛り上げている。
認知症の啓発活動は、専門職の知識を活かし、身近で豆知識になるような医療・介護講座や認知症サポーター養成講座などを開いている。認知症疾患医療センターと袖ケ浦市地域包括支援センターがサポートしている。
https://www.facebook.com/sodegaurakimisanchi/◎
石井弓子さん
認知症カフェきみさんち役員、袖ケ浦さつき台病院・重度認知症患者デイケアゆずの里所属、介護福祉士、認知症コーディネーター
☆認知症カフェ“
長屋カフェ”
認知症関連活動で知り合った専門職の協力を得て、2016年1月から毎月1回開催。オープンで気軽に参加できる認知症カフェを目指して、江東区文化センターという区民に親しまれている公共施設で実施している。
http://genki365.net/gnkk22/mypage/index.php?gid=G0000137◎
岩撫英明さん
2011年に江東区主催の地域デビュー講座に参加したメンバーで、深川の思いやりと人情の輪を広げることを目的に「深川長屋」という団体を立ち上げ、2014年にNPO法人化。理事長を務める。
◎
コスガ聡一さん
認知症カフェを巡りながら、その可能性を伝えたいと願う駆け出しのジャーナリスト(もともとはフォトグラファー)。1977年生まれ、東京都出身。大学卒業1年後からフリーのフォトグラファーとして活動開始。演劇や音楽などステージ撮影から、人物取材などに対象を広げる。2009年頃から医療系出版社の仕事を始め、現在の認知症関連の活動につながっている。
http://ninchishocafe.jugem.jp/◎
中川慎子さん
ありすの杜 きのこ南麻布 事務長。
http://www.kinoko-group.jp/girolle_kanda/◎
浅川澄一 福祉ジャーナリスト、元日本経済新聞編集委員、長寿社会文化協会(WAC)常務理事。大学卒業後、日本経済新聞に入社し、小売業、ファッション、サービス、福祉などを担当。1987年に月刊「日経トレンディ」を創刊し、初代編集長。流通経済部長、マルチメディア局編成部長などを経て編集委員。2011年からはWAC常務理事を務め、コミュニティカフェの普及に力を入れている。
☆
ケアラーズ&オレンジカフェみちくさ亭、
オレンジカフェ「ほのぼの亭」 布川代表が実家で母を介護し、介護うつになった体験から、「介護者が息抜きやおしゃべりができる居場所をつくろう」と、2013年に実家にオープン。毎週火・水・木曜日の11〜17時に営業し、予約なしでもケアマネ・看護師・リハビリ・医者等の専門職と食事しながら、専門分野の話が気軽にできる。このカフェでは介護者が付いていなくても長時間の見守りができることも、介護者にとってはありがたい支援につながっている。
別の日に「認知症とリハビリ」「緩和ケア」といったテーマの「介護いろは塾」、笑いヨガや体操、ゲームなどを楽しむ「いきいき元気くらぶ」、「介護者のおしゃべり会」なども行っている。
また、2016年7月から毎月第2・第3金曜に、柏市介護予防センターでオレンジカフェ「ほのぼの亭」を開いている。
http://michikusa-net.com/https://www.facebook.com/michikusatei◎
布川佐登美さん
NPO法人ケアラーネットみちくさ理事長、介護福祉士、保育士。
●
受講対象・認知症カフェ・ケアラーズカフェの立ち上げを考えている方、既にカフェの運営にたずさわっている方、関心のある方、協力したい方 等
4回すべてに参加できない方は、グループで交代や単回参加も可能ですので、ご相談ください。
●定員20名、先着順
●
受講料(全4回分、資料代込み):一般10,000円、WAC会員7,000円
第1回の日にお支払いいただきます。途中で欠席されても、返金しません。
このほか、交通費、カフェ見学時の飲食代、交流会参加費は各自負担。
※単回参加希望の方は別途、ご相談ください。
●
受講申し込み(なるべく@の方法でお願いします)
@
下記フォームを入力して送信
https://goo.gl/RU1jjX 受信したフォームを確認後、あらためて受講についてお知らせします。
A下記項目を
メールまたはFAXでお知らせください(@が不可能な方のみ)。
E-mail:com-cafe@wac.or.jp FAX:03-5405-1502
・お名前(ふりがな):
・お名前(漢字):
・所属・職業等:
・年齢:
・メールアドレス(パソコンかスマホのアドレス。パソコンからのメールも受信できれば、ガラケーのアドレスも可)
・TEL(なるべく携帯電話)
・郵便番号
・住所
・やむを得ず欠席する日があれば、その日にち
・この講座を知った経緯
・作文「受講動機や開きたい認知症カフェ等、自己紹介等」(自由記述。参考までにお聞かせください。書かなくても結構です)。100〜400字程度
●
問い合わせ先 公益社団法人長寿社会文化協会
全国コミュニティカフェ・ネットワーク事務局
担当:昆布山(こんぶやま)
TEL:03-5405-1501 FAX:03-5405-1502
E-mail:com-cafe@wac.or.jp
※お預かりした個人情報は、講座や研究会等の案内、コミュニティカフェ情報の送付にのみ使用します。