京成稲毛駅前にある同サロンは、災害時に避難や炊き出しができる地域の災害対応拠点や地域活動の拠点、憩いの場といった性格をもつ3階建ての施設。約8年前から「まちの人が集える拠点をつくろう」と商店街、自治会、消防団の人たちが話し合ってきましたが、それぞれの市役所担当部署が産業支援課、市民自治推進課(稲毛区地域振興課)、消防局と異なることもあって、調整が難航。商店街活性化の補助金を活用して2月、消防局所有の消防団詰め所の敷地に出来上がりました。
あかりサロン稲毛全景
建物の前のベンチに座って、飲食やおしゃべりもできる。
1階のカフェでは、「宇治泡立つ抹茶オーレ」や「ふうかし汁(あさりの味噌汁)付きおにぎりセット」、千葉市を舞台にしたアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』からヒントを得た「ハニートースト」などが楽します。地元のセミプロ級手工芸品作家が作品を展示・販売できる小箱ショップも40区画あります。
ハニートーストとコーヒーのセット(540円)
2階のレンタルスペースはキッチン併設で、パーティーや料理教室などに利用できます。商店主などが「おいしいお茶の入れ方」(お茶屋)、「汚れの落とし方」(クリーニング店)、「肩こりのセルフケア」(整骨院)などの専門知識を伝授する「得するまちのゼミナール(まちゼミ)」を毎日のように無料で開いています。
2階のキッチン。災害時は炊き出しを行うため、プロパンガスを使用している。
3階は鏡張りのフローリングスペース。ダンスやヨガ教室などに適しています。
3階のフローリングスペースでは、キッズダンスのレッスンをしていた。
このほか詳細は、ホームページや新聞記事をご覧ください。
●あかりサロン稲毛
http://akarisalooninage.wix.com/inage
●朝日新聞2015年4月21日付千葉版
asahi_chiba20150421.pdf
タグ:あかりサロン稲毛