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2017年01月30日

朝日認知症カフェ開設助成団体に、千葉市の受講生グループが選ばれる

 朝日新聞厚生文化事業団はこのほど、2016年9月に公募した「認知症カフェ開設応援助成金」の贈呈団体を発表しました。認知症カフェを新たに開く全国24団体に総額約2千万円を贈るもので、長寿社会文化協会(WAC)が主催したコミュニティカフェ開設講座(千葉)を2016年に受講した荻生(おぎう)延子さん、2014年に受講した葛谷正明さんらが参加する「うたせ認知症を考える会」(千葉市美浜区)も選ばれました。
 埋め立て地で22年前に街開きした打瀬(幕張ベイタウン)地区は高齢化率は低いものの、当初の入居者の高齢化や地方からの親の呼び寄せなどで高齢者が増えています。
 親や配偶者を介護している住民有志は、介護者が息抜きできる会を2015年に始め、2016年には葛谷さんや地区の民生児童委員が中心となって、「うたせ認知症を考える会」を4回開きました。会を重ねるごとに、住民やほかの民生児童委員、あんしんケアセンター(地域包括支援センター)、地区社協、生活支援コーディネーターのほかに、近隣の精神科医や千葉市認知症疾患医療センターの臨床心理士らを協力者に巻き込み、毎回60人以上が参加するようになりました。
 朝日新聞千葉版の告知記事でWACの「コミュニティカフェ開設講座(千葉)」の開催を知った荻生さんは、2016年9〜10月に受講し、カフェのプランを検討。その最中にあった「ともにつくる認知症カフェ開設応援助成」の募集に応募したものです。
 現在開設準備中ですが、「幕張ベイタウン地域連携センター」(旧千葉市打瀬子どもルーム)で第1回を4月12日(水)に開き、その後、毎月1回開く予定です。
 
IMG_7867.PNG

http://www.asahi-welfare.or.jp/archives/2017/01/24.html
posted by こんぶ at 15:38| Comment(0) | TrackBack(0) | コミカフェトピックス
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