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2016年02月16日

書籍「生涯学習の展開」でWACの「コミュニティカフェ開設講座説明会」の様子を紹介

 社会教育史家で青少年教育・地域文化論が専門の久田邦明氏が雑誌に書いた居場所やコミュニティカフェについての原稿が、昨秋現代書館から発行された「生涯学習の展開―学校教育・社会教育・家庭教育」に約30頁にわたって転載されています。
 「青少年の居場所づくりに期待してきたこと」(第三章4節)や、東日本大震災の被災地の人びとの活動から子ども・若者支援で居場所づくりの大切さなどを述べています(第四章1節「次の世代へ手渡すもの」)。
 また、長寿社会文化協会(WAC)が2012年度の「新しい公共支援事業」において東京都中野区で行った「コミュニティカフェ開設講座」の説明会で久田氏を基調講演の講師として招きましたが、その時の盛況ぶりに触れ、「コミュニティカフェということばに力があり、人を引き寄せる特別な魅力をもっている」と書き、その理由について、「日々の暮らしに中間的コミュニケーションの機会が失われ、人びとの孤立がひろがっているので、人びとの暮らしに必要があるからだ」と分析しています。
 そして、「コミュニティカフェをつくるには、カネ、人、建物(空間)が必要」とし、建物別のタイプや資金調達方法を解説。しかし、「おカネや人や建物の心配をするよりも今ここでできることを見つけて始めたらよいのでは」と説き、「家の前や自宅の敷地にベンチや椅子を置いて、一休みすることができるようにした事例がある」などと書いています(第四章2節「地域の居場所としてのコミュニティカフェ」)。
 
目次
第1章 生涯学習への視点(教育ということば;教育家としての教師への期待;こおとわざの教育;高齢者が生きる社会)
第2章 もう一つの教育(前近代の教育;近代化の時代の教育;戦後の教育)
第3章 子ども・若者と生涯学習(親子関係はどう変わってきたか;若者の現状と公民館の役割;若者の就職活動と地域社会;居場所づくりに期待してきたこと)
第4章 新しい社会へ(次の世代へ手渡すもの;地域の居場所としてのコミュニティカフェ;寄り集う場をつくる―じょあんの思い出;サークルという方法―上野博正さんのこと)
 四六判上製344頁、定価3,000円+税。
http://www.gendaishokan.co.jp/goods/ISBN978-4-7684-3539-7.htm

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タグ:久田邦明
posted by こんぶ at 20:24| Comment(0) | TrackBack(0) | 書籍・資料紹介
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