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2011年08月02日

被災地でも高い居場所のニーズ

 コミュニティカフェ全国連絡会が助成を受けている日本財団の「ROADプロジェクト 足湯ボランティア」に応募した事務局の昆布山は、7月24日(日)〜27日(水)、岩手県遠野市の遠野まごころ寮に宿泊し、沿岸の陸前高田市でボランティア活動を行いました。
 25日は矢作小学校、26日は高田高校広田校舎(旧広田水産高校)にある仮設住宅団地に、足湯ボランティアに出かけました。足湯につかってもらって、手をマッサージしたりさすったりしながら、いろいろ思っていることを傾聴するものです。津波に巻き込まれたが木にしがみつき助かったものの、流されていった人の姿を見た、山にぶつかった津波の行き場がなく、波が渦を巻いていたなどという、生々しい話を聴きました。集まる機会がなく、私たちが足湯をして集まってもらったことで、団地内の人々の話が始まり、被災地でも居場所的な場やきっかけが求められていることを痛感しました。


手前が足湯に浸かってもらいながらの傾聴。その奥の東屋に集まった人で話に花が咲いた(矢作小学校の仮設住宅)


 27日は、上長部地区の通称「さんま隊」に参加しました。66世帯ある集落で約40世帯が海に流され、先日まで捜索活動が行われていた地域です。被害が少なかった岩手内陸部でボランティアネットワークを集約し、沿岸部にボランティアを送り出している遠野まごころネットがゴールデンウィークまで集中的にボランティアを投入して、ガレキのほかに、水産加工会社の冷凍倉庫から流れ出たさんま、鮭、いくら、わかめなどの海産物を除去していたのですが、畑やその山際にまだまだ残っていて、ショベルや手で除去しました。あたりには異臭が漂い、山だというのに鴎が飛び回る異様な光景でした。私は写真も2枚発見し、現場のリーダーに託しました。写真はまごころネットの事務所で汚れを落とし、持ち主を探すことになるそうです。
 朝からの雷雨で、上長部に着いた段階ではいったん作業が中止に傾きましたが、やっぱりやるということで、作業開始が遅れ、休憩時間を除くと、作業は実質2時間でしたが、かなりきれいになりました。


作業前にバスから出てきたボランティア。米国・韓国・台湾からのボランティアもいた。


 まごころ寮の事務局には長寿社会文化協会(WAC)のポイントの「WACゆずり葉」の理事、大阪経済大学客員教授などをしている末村祐子さんがおり、また寮にはWAC関連団体のNPO事業サポートセンターの池本修悟専務理事や市民福祉団体全国協議会の古賀久恵さんも立ち寄っていたため、なじみやすいところとなりました。
 遠野の中心部は小京都といった風情で(豆腐屋とその前の茶店、蛍を見にいった)、郊外ものどかな田園といった感じでのんびりしていて、また行って散策してみたいと思いました。
posted by こんぶ at 19:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 東日本大震災復興支援
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