ミーティングルームご利用団体
竹真会のご紹介です。
取材した日は、大田原市から
参加されている酒井さんの作品の
完成披露会でした。
酒井さんの作品をみんなで
鑑賞しながら、一人一人感想を
伝えていきます。
「リボンの柔らかい表現がいいねえ〜」
「これだけ手間かけて丁寧に作ったんだから、
オークションに出すなら10万円からだね」
【製作過程を伺いました】
酒井さんの竹はり画歴は、5〜6年。
この作品の制作期間は2か月ほどだそうです。
トラ猫は、窓辺で寝そべりくつろいだ様子です。
猫の毛並みが生き生きと
表現されていて可愛いなあと思い
モデルを聞いてみると、
以前に飼われていた愛猫でした
ふかふかと柔らかい毛並みを出すため
何枚も繊維状の竹を貼り付けています。
猫のトラ柄の黒い部分は、
焦げて炭になる寸前まで焼きを
入れて表現しています。
雪も質感を出すため竹の薄い板を切抜いたり、
荒く砕いたり、微粒子にしたり、
工夫が施されています
微粒子の竹の雪は、まるでラメのように
光って見えて不思議でした。
【代表の菅谷清康さんに
設立から現在までの活動を伺いました。】
真岡地方の竹細工職人の手慰みから
始まったとされている「竹はり画」の文化を
伝承・発展されている菅谷さん。
日本全国で真岡地方にしかない素晴らしい文化、
多くの人に知ってもらいたいと奮闘されています。
材料も他では手に入らないため
菅谷さんの知人に頼み
特別に作ってもらっているそうです。
普及のために1か月に1度は生徒さんと
作品を持ち寄り竹はり画の展示会を開く、
ホームページやブログなどを利用するなど、
努力を重ねられて来ました。
ブランド化のために商標権も取得しました。
その甲斐があり現在は、県内外に6つの支部と
10か所の教室を構えるまでになりました。
生徒さんも26の市町村から参加され、
遠くは仙台市、常陸太田市、水戸市からも来られています。
この日も、大田原市、小山市、結城市、
壬生町とみなさん遠方よりお越しでした。
菅谷さんは、生徒さんとの展示会などの記録を
年表に起こし、チラシや取材記事なども
いっしょにファイリングされています。
体験希望やお問い合わせは
代表の菅谷さんまで。
【竹はり画ホームページ】
【ブログ】