その始まりとして、とちぎ協働推進大会が開催されました。
この大会では毎年「輝く“とちぎ”づくり表彰」「基調講演」「テーマ別分科会」
が行われます。
「輝く“とちぎ”づくり表彰」
この表彰は地域課題解決のため、いろいろな団体等がそれぞれの特性を活かしながら協働して取り組む社会貢献活動に対して贈られます。
今年の受賞団体は以下の通りでした。
最優秀賞:はが路100q徒歩の旅
はが路100q徒歩の旅実行委員会×一般社団法人真岡青年会議所

「はが路100q徒歩の旅」受賞団体の皆さん
優秀賞:➀子どもも里山も輝く「子どもの里山」事業
NPO法人トチギ環境未来基地×一般社団法人栃木若年者支援機構
A栃木県産材の認知度向上に向けた広報活動
とちぎの木を活かす女子の会〜木輪〜×栃木県木材業協同組合連合会

「子どもも里山も輝く「子どもの里山」事業」受賞団体の皆さん
登録団体からなんと2団体が受賞!
どちらも地域で精力的に活動されており、
今回の受賞がさらなる飛躍につながるのではないかと思います。
おめでとうございました!
「基調講演」
市民活動のこれまでとこれからの協働によるまちづくり
NPO法人グラウンドワーク三島の渡辺豊博さんによる講演をいただきました。
熱弁をふるう渡辺さん
ところどころ冗談をはさみながらのお話でとても楽しく聞けました。
ただしその中身は私たちの市民活動に喝を入れるお話から、
自身の活動を通しての市民協働のまちづくりに必要なことまで、
実践者としての重みのあるお話を聞くことができました。
市民活動にもビジネスの力が必要だと、
しっかりと資金・社員を抱え課題解決を行えるシステムをつくり上げるなど
非常に考えさせられる点が多かったです。
「テーマ別分科会」
第1分科会:とちぎの時代を担うこれからの協働
第2分科会:協働を推進する人材の育成
第3分科会:輝く“とちぎ”をつくる協働
参加した第2分科会では、とちぎ市民協働研究会の廣瀬さん・土崎さんのもと
基調講演の渡辺さんを囲み、栃木県地域協働推進員の人見さん・林さんの話や参加者からの質問・意見を聞き、「人材育成」について考えました。
渡辺さんの活動もより深く知る事が出来、
また皆さんの地域活動での頑張りや大変さも聞くことができました。
一日を通して、「協働」とは難しく考えるのではなく、
まずは動いてみることが大事なのだと感じました。
今月県内では様々な協働の催しがあります。
そういった場所も利用して、動き始めてみてはいかがでしょうか。
栃木県・とちぎ県民協働推進月間について
http://www.pref.tochigi.lg.jp/c01/life/npo/kyodo/27gekkan.html
ちなみに県庁1階で中間支援センター紹介中です(今週末までですが…)。

(長野)
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