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2010年03月24日

点訳サークル

コラボーレ登録団体「点訳サークル」さんの活動におじゃましました!笑い

点訳サークルさんは、目の不自由な方のために、日常生活に必要な、市の広報誌や、依頼された文書、小説、解説書等の点訳をもう30年以上続けてらっしゃる大ベテランのボランティア団体です!星

わきあいあいとした雰囲気ながら、黙々とパソコンに向かい素晴らしいスピードで点訳をこなしていくみなさん!キラキラ

「これってハタチにする?にじゅっさいにする??普通の小説ならハタチでいいけどこの場合どうしましょうか??」花

細かいところだけど、読む方の立場に立ち、より意味を通じやすくするために工夫を凝らして点訳してくださいます電球

点字は六点入力という、六つの点の組み合わせで文字を表現する方法を使いますクローバー

紙に六つの点を針のようなもので刺して、ひっくり返す。
押し出されたほうのボコボコした点を、目の不自由な方が触れて、読み取る。

なので、点字を打つ方は、ちょうど版画のように、読む側の点の並びと、真逆の並びを打たないといけません

うう〜ん、ややこしい〜!!汗

「日本語の文の中にアルファベットを入れるときなんかは、ここからアルファベットになりますよ〜って教える点字を入れないといけないんです。

点字には、同じ並びで違う意味の文字があるので、くぎりをしっかりしないと、ぜんぜん違う意味になってしまうんです。」

バビュビョ、パピュピョ、などの濁点半濁点や、ヴァヴィなど特殊な発音の文字などは12点の中の組み合わせで表記するそうです。

点字には、漢字はないので、全てひらがな表記となります。

だから、一冊の本を点訳すると、2倍から3倍の量になってしまうんです。

パソコンのソフトを利用して、点字を打ち、点字用のプリンターで打ち出します。

なんと、音符まで点字に変換して、点訳してくださるそうです!音符

音符に対する点字があるってことにびっくりしました。

プリンターから出てきた点字の楽譜は、私が見ると、真っ白の紙に凸凹の点字が並んでいるだけに見えるんですが、読む人が読むと、美しい旋律に聞こえるのだろうな〜と思うと、なんとも不思議な気持ちになりましたキラキラ

「一冊点訳し終わるとうれしいよね!特に最初の本はうれしいね。」笑い

点訳サークルさんの地道な活躍のおかげで、情報から隔離されてしまいがちな目の不自由な方も、地域の身近な情報を得、読みたい本を読むことができますまる

HPも新しくできて、さらに活躍が期待される点訳サークルさん
応援しています!!走る音量

点訳サークルさんのHPはこちらから!
点訳サークルHP
posted by コラボーレもおか at 20:41 | Comment(0) | TrackBack(0) | 活動紹介
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