3/18(土)に、第88回こらぼ茶話
「きみのこと、しりたいな 〜発達障がいのある子に寄り添おう〜」
が開催されました。
近年、子どもの出生率が低下しているにもかかわらず、
発達障害やグレーゾーンの子どもは増加傾向にあります。
今回はそのような子どもたちについて理解を深めるため、
2名の講師にお越しいただき実施しました。
はじめに、障害のあるお子さんのいらっしゃるご家族同士で
互助活動を行っている「県東自閉症児者親の会 りぼんの会」に、
ご家族の立場からお話をいただきました。
発達障害の子どもの特性はそれぞれ。
とにかくその子のことを知り尽くすということが大事。
「構造化」という、子どもがより理解しやすいツールの使用など、
初めて学ぶことがありました。
頼れる支援先を作ることで、家族も自分の人生を大切にとの
メッセージも伝えられました。
その他さまざまなお話をいただき、同じご家族の立場の方などは、
深くうなずきながら耳を傾けていました。
子どもに関わる活動をされている方も、お話を聞くことで
子どもやその家族の想いを理解する一助となったのではないでしょうか。
その子の家族も含めて、寄り添った支援をいただければと思いました。
続いて、真岡市基幹相談支援センターの相談支援専門員である
疋田友子さんよりお話しいただきました。
発達障害とは?どんな特性があるのか?など、
障がいの基本的な話や支援先についてのお話がありました。
子どもの支援先と、成人してからの支援先が変わってくることを
改めて理解しました。
真岡女子高生が以前作成した資料で、歴史上の偉人や著名人など、
障がいを持ちながら活躍する方の紹介などもありました。
疋田さんからも、子どもの支援は本人だけではなく家族への支援も
意識して欲しいとのお話がありました。
参加者からの質問もありました。
また、情報共有として、インターネットに公開されている
情報の活用についての話もありました。
今は様々な情報や、便利なツールなどがありますね。
今回支援をされる側・する側の、異なる立場からのお話を聞き、
様々な人が、お互いを尊重して暮らしていくことの
大事さを知ることができたのではないでしょうか。
参加者も、障害を持つ子のご家族や子ども支援をする方など、
多様な方々に参加いただきました。
皆さんのこれからに、この日のお話が活かされればと思います
