図書館プロジェクトは2015年から真岡女子高等学校
JRC(ジュニアレッドクロス)部のみなさんと、
真岡市立図書館、就労継続支援B型事業所
レストランカフェ「そらまめ食堂」
が協働で行っています。
コロナ禍以前は、真岡市立図書館で行われていました。
人気のイベントで会場に子どもたちが
入りきれないくらいでした。
今回は感染予防も考慮し、
真岡市二宮コミュニティセンターの
多目的ホールでの開催となりました。
参加者は以前より少なく、
午前の部は6名でした。
開場を待つ子供たち
楽しみにしてる様子が伝わってきました。
今回のテーマは益子町のクリエーター
飯山太陽さんの描いたキャラクターをモデルに
JRCの皆さんがストーリーを加えました。
「ぽぽるのもり」
子どもたちは、RPGゲームのように
ぽぽるを育てていきます。
ぽぽるからのプレゼント
カプセルトイの中から出てきたのものは
暗号(点字)が書かれた紙。
子どもたちは暗号を解く巻物をもらい
高校生といっしょに暗号(点字)の文字を
解いていきます。
このカプセルトイ機はJRCと
そらまめ食堂のスタッフが図書館プロジェクトを
始めた当初いっしょに手作りしたものです。
先輩方の伝統を大切に受け継いでいく
精神は素敵だなと感じました。
子どもたちが点字を学んでいくと、
ぽぽるも元気になっていきます。
少し遅れて参加した子どもたちもしっかりサポート
子どもたちは高校生のお姉さんたちに
丁寧に点字を教えてもらい、
夢中になって点字を打っていました
物語は2部構成になっています。
次は、11月を予定しています。
2部へ進むパスポートは可愛いシール
事前に受付で渡された紙のバッグに
貼っていきます。
子どもたちのおかげで元気を取り戻した
ぽぽるからのお礼はそらまめ食堂のお菓子
会場は3階ということで、
エレベーター前で案内係も待機していましたが、
子どもたちは全員元気に階段で
帰って行きました
みんなでバイバイ
JRCの皆さんは、
小学生に点字が身近になってほしい、
楽しく障がい者理解をしてほしい、
障がい者と隔たりを感じなくなってほしい、
という想いはもちろんのこと。
何よりも子どもたちにとって楽しい夏休みの
思い出になってくれたらうれしいと
午後の部の開催に向けておさらいを
されていました
2部に向けて復習の日も設けるそうです。
障がいの理解をテーマにした小冊子
午後の部に向けて消毒
どんどん楽しいゲームを考えて、
子どもたちに来てもらえるイベントにしたい
というJRCの部長さんの言葉の通りの
意気込みが伝わってきました。
取材:青木