今回は、県内から県外まで広く活動されいている冗談法人真岡落語研究会の小アさんからお話を伺いました。
コロナ禍によりプロ・アマ問わず芸能関係は大きな影響を受けました。
そんな中での活動は苦労も多かったようです。
活動の歩みとともにコロナ禍での活動の様子をお聞きしました。
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−−それではまず団体の紹介をお願いします。
私たち、冗談法人真岡落語研究会は、真岡高校落語同好会のOBが中心となり、活動を始めました。令和元年には同好会発足から数え50周年を迎えました。
現在の会員は11歳から70歳まで17名が在籍しています。
主な活動としては、主催事業や出前寄席として、落語会を実施しています。
2022年4月末現在で、出演企画総数は3701企画になりました。
活動の際は真岡市内はもとより、県外に行くことも多いです。
最近は特に筑西での出演が多いですね。
50周年記念の「第50回納涼寄席」の会場
−−すごい回数ですね!それだけにコロナ禍での影響は大きかったのではないでしょうか。
2020年のコロナ禍当初は一気に3分の1くらいまで減少してしまいました。
それ以降もキャンセルが続き、なかなか稽古もできず暗中模索の状態でした。
自主練習だけだと、ゴールが見えない分、きつかったです。
−−人と全く会えない時期がありましたものね。そんな中、何をされたのでしょうか。
実は自主的な活動は増えたんです。
それが無観客での収録会です。
ケーブルテレビやFMもおかに収録いただいて、放送してもらいました。
最初はお客さんがいないということで張り合いが持てず、戸惑いながらでしたが、
コロナ禍の中、対外的にできることとしてよい機会を得られました。
−−見事にコロナ禍に対応されたのですね。これからのWithコロナに向けてはいかがでしょうか
コロナ禍も落ち着き、だんだんに出前寄席などの依頼をいただいています。
すでに筑西や日光などから依頼を受けています。
もちろん真岡市でも主催事業の再開などを始めています。
感染対策に気を使ったり、そばやさんでの寄席はまだ難しいなど課題はありますが、普通にできることのありがたみを感じながら活動しています。
−−徐々に「ふつう」に戻っていくといいですね。最後に今後の活動などPRしたいことがあればどうぞ
これまでコロナ禍のため出前寄席などのPRができずにいましたが、
それでも頼んでくれる方たちがいました。
そんな方たちのためにもおごることなく謙虚に、毎回手を抜かず楽しくやっていきたいです。
自主事業のほうも少しずつ再開しています。6月26日(日)にも「第27回荒町寄席」を行います。
(2022.7.9現在「第27回荒町寄席」は終了しています。次回は9.25に「第28回荒町寄席」を開催予定とのことです。)
また、FMもおかでの「ラジオ寄席」も2022年6月18日放送で20回目の更新を迎えました。
こちらもひきつづき聞いていただければと思います。
−−創立50年を超えて、なお変化に対応できるしなやかさを見せていただきました。
ありがとうございました。
youtubeでは、活動の様子をご紹介しています。
併せて、どうぞご覧ください。
youtubeリンク
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【冗談法人 真岡落語研究会】
TEL:080-5484-6964(小ア)
メール:kozaki1016@outlook.jp
※FMもおか「ラジオ寄席」は毎週土曜日7時〜8時放送中
(毎月第3土曜日に内容が更新されます)
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コロナ禍当初は、「芸能は不要不急だ」といった雰囲気もありました。
しかし、娯楽のない生活は日々の生活を暗く沈めていったように感じます。
そんな中でも笑いを絶やさないよう活動されてきたその姿は、とてもまぶしく感じます。
これからも真岡市を中心に笑顔を広めていってほしいです。
(インタビュー:長野)
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