6月26日(土)、真岡市総合福祉保健センターで
「令和3年度真岡市災害ボランティアセンター運営訓練」が行われました。
コラボーレもおかから2名で参加してきました!
主催者挨拶、オリエンテーションの後、早速訓練が始まりました。

6/20(日)に大型台風が直撃し、夜間に君島・根本地区に浸水被害。
6/23(水)災害ボランティアセンターが開設され、
数日たった6/26(土)、27(日)のボランティアセンター運営の訓練です。
2班に分かれ、運営役・ボランティア役を交互に体験します。
まず運営役は、受付班、ニーズ班、マッチング班、資機材班、総務班の
5つの班に分けられます。
この班ごとに、リーダーが決められています。
現状コロナ禍ということもあり、ニーズ班の班長がコロナの影響で
不在という設定から始まりました。
統括班長より、代わりの方が代理の班長として指名されスタートしました。
まずはボランティアの受付から始めます。
並んでいる間に検温後、ボランティア活動保険や初めての活動かなど確認します。
活動保険に入っていない方は加入が必要ですので、同時に申し込みをお願いします。
ボランティア活動証明書や有料道路免除に係る証明書が必要な方は、
合わせて発行の手続きをしました。
【受付班】
受付を済ませると、マッチング班よりボランティアの皆さんにニーズが紹介されます。
真岡市では、「手上げ方式」で希望する活動を選びます。
床下に潜れるなど特殊技術を持っている方や、
軽トラックの方(現地に道具を運べる)、
車を出せる方(乗合で向かうため)は申告し、
必要人数でうまくグループを組みニーズとマッチングさせます。
【マッチング班】
グループのリーダーを決め、地図で活動場所の確認。
活動の注意点などについての説明も受けます。
資機材班で必要な道具を借ります。
【資機材班】
こうしてボランティアは活動に向かいます。
ボランティアの活動中に、運営では証明書の発行や、現地調査、
翌日の活動のアポ取りなどを行っています。
ニーズ班は縁の下の力持ちとして、
あまり表にはでてきませんでした。
しかし、各班の活動のため被災者のニーズをまとめ、
被災者との橋渡し役を担ってくれていました。
ボランティアが帰ってくると、活動報告を行います。
活動が完了したのか、継続なのか、
気づいた点などをリーダーが報告し、
経過記録が作成されます。
他の方は道具を返却したり、証明書を受け取ったりします。
総務班の行う情報発信も大きな役割の一つです。
ホームページの開設やQ&Aの掲載、毎日の活動件数・人数などを発信することで、
ボランティア自身が考えて行動することができます。
また、入り口には共有情報をホワイトボードにまとめてくれていました。

【総務班】
体験終了後に振り返り、発表を行いました。
各班からは、良かった点や改善点など、多くの意見が上がりました。
最後に講評をいただいて終了です。
かなり端折ってしまいましたが…
このような一連の流れを、運営側・ボランティア側両方の体験をすることで、
色々な気づきがありました。
特にコロナ禍では、感染防止への配慮も必要だと感じました

近年の状況を見ると、いつどこで災害が起こってもおかしくありません。
油断しているとやってくるのが災害です。
防災・減災の観点からも、日ごろからの備えが必要です。
今回の訓練は、ボランティアセンターを運営する際の備えとなったと思います。
コラボーレもおかも「災害ボランティア支援委員会」の一員として、
有事の際には何ができるのか考えていきたいと思います。
タグ:災害ボラセン