第二弾は、当センターの運営団体でもある「NPO法人ま・わ・た」です。
こちらでは近年、フードバンク活動を行っています。
ブログでは、フードバンク担当の石田昌義さんから活動の経緯などをお聴きしました。
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――まずは自己紹介をお願いします。
NPO法人ま・わ・たの石田昌義です。
よろしくお願いします。

私たちは、3年前からフードバンク活動を行ってきました。
活動は主に理事やボランティアの方で10名くらいが関わってくれています。
始めたきっかけは、県内の中間支援NPOが同様の活動を進める中、真岡ひいては県東に広げ、人助けとなればと思い始めました。
当初は、先駆者のとちぎボランティアネットワークから紹介してもらい、某スーパーから賞味期限間近なものなどを提供いただき、福祉施設などへ配布をしてきました。
昨年くらいから、真岡市社会福祉協議会や市の各課から生活に困った方からのSOSに繋げていただく機会が増えてきました。
今後は市内の企業の皆さんからも期限間近な災害備蓄品などを提供いただけたらと思っています。
――年々活動が広がってきているんですね。3年目、コロナ禍での活動はどうだったのでしょうか。
3年目となる2020年はフードバンクキャンペーンと題して、食品の配布会を実施することができました。
まずフードバンク活動ひいては「ま・わ・た」が周知されていないのではというのがきっかけでした。
そんな時、前述のとちぎボランティアネットワークからの声がけがあり、
コロナ禍で困っている人のため食品の配布会を行わないかと誘われました。
第1回目の活動はその一環で実施し、県内の他4カ所の会場と共に50セットの食品を配布しました。
結果70弱の家族にお渡しすることができました。

赤い羽根の共同募金の助成で活動の準備を整えた第2回目の配布会は、100セット用意し120家族にお渡ししました。
第3回目は、それまでの真岡市総合福祉センターから二宮コミュニティセンターにかえて実施し、100セットのところ60強の方々にお渡ししました。
1回目、2回目は外国の方が多く、中にはコロナ禍で仕事を失ったという声も聞こえてきました。
――多くの方への救いの手になったのですね。これからの活動についてはいかがでしょうか。
県内でもフードバンクの活動が増えてるので、続けていきたいです。
特に第3回の配布会ではいろいろな情報やつながりも作れました。
それにコロナの影響もまだまだあると思うので。
今後は1人暮らしなど、配布会に来られなかったような人たちにも届けていきたいと考えています。
市や社協を通してでもいいので困ったときに手を挙げてもらえるようにしていきたいです。
また、ボランティアの方にもいろいろ手助けをしてもらっています。
今後も仲間を作りながら進めていきたいです。
――活動の周知、仲間の募集ということで、今後の活動などでPRしたいことはありますか
最近では、出来たばかりのもおかFMに出演させてもらいました。
色々な媒体で広報を行って、理解や関心を持ってもらいたいです。
また、寄付や困っている人の情報等もあればぜひいただきたいです。
――最後に、読んでくださったみなさんへメッセージをお願いします
小さく始まった活動もここまで広がってきました。
少しでも関わってくれた人にこういう活動だとわかってもらい、
自身でも動いてもらえればと思っています。
ぜひ、活動に参加してください!
――まさにコロナ禍で困っている人たちを助ける活動でした。ありがとうございました。
YouTubeでは、フードバンクキャンペーンの様子をお伝えしています。
併せて、どうぞご覧ください!
YouTubeリンク
https://youtu.be/k35P_o4Io_I
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NPO法人ま・わ・た
代表:飯野 滋生
フードバンク担当:石田 昌義
Tel:0285-81-5522(コラボーレもおか内)
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ま・わ・たは当センターの運営団体でもありますが、
その他にもこのような時流に沿った活動を精力的に行っている点は大変魅力的だと感じます。
ぜひ新しい仲間を募りながら、
真岡市の困窮者・食料品廃棄問題などに寄り添ってもらいたいと思います。
(インタビュー:長野)
タグ:フードバンク NPO法人ま・わ・た