今回は、真岡図書館プロジェクトの皆さんです。
「そらまめ食堂」「真岡女子高等学校IRC部」「真岡市図書館」の3団体を中心に障がいについての理解促進を目的に活動されています。
ブログでは、3団体の皆さんからコロナ禍での活動についてお聞きしました。
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――それではまず皆さんの活動の紹介をお願いします。
もともとは真岡女子高JRC部とそらまめ食堂から図書館に一緒に何かできませんかと声がけをさせてもらいました。
そこから12月の障がい者週間に何かしようと考える中で、
真岡市内のこども達が障がい者と仲良くするにはどうしたらいいのかな、という疑問から「図書館プロジェクト」が始まりました。
そこに真岡市基幹相談支援センター(事務局)などが関わり、イベント時には多くの学校や団体と一緒に活動することができています。
2018年の活動の様子
今の課題としては、コロナ禍や会場のキャパシティの部分で係る団体、参加者が少なくなってしまっているところです。
――コロナ禍ではどのような影響がありましたか。
2020年夏はコロナ禍のため完全に中止しましたが、
冬の活動から内容を変え実施しました。
2020年冬は「お家で図書館プロジェクト」の第1回目となりました。
はじめてということもあり、複雑な折り紙など、課題も多かったです。
2021年の夏にも同様にお家で図書館プロジェクトをおこないました。
2021年冬にはコロナ禍の状況が少し見えてきたこともあり、
対面での活動を実施しました。
――様子を見ながらの実施となったわけですね。予防のためにどんな対策を取られたのでしょうか
消毒や検温をして、予約制で人数を決めて行いました。
また、各ブースで物品の消毒などを行っていました。
――そのほか、冬のイベントで
JRC部の皆さんがとても頑張ってくれました。
これまではどちらかというと受け身な部分があったのですが、
今回はとても主体的に活動してくれていました。
制限の中、動きたいという思いがあったんだと思います。
スタッフの皆さんにも学校に来てもらいアドバイスをもらったりしながら、実際の活動につながっていきました。
同じような形で続けていきたいという思いや地域ともつながっていければという思いで進めています。
何のためにやっているのかという目的意識を忘れずに行きたいと思ってます。
そういった意味では今年の活動は原点に戻って実施できたと思います。
特に、JRC部の子たちが自分たちで動く姿は驚きと本来の姿なんだなっと思いました。
若い人たちの考える力が、伝える力になって次につながっていく。そんな伝える力が若い人にはあるのかなと思いました。
そういう意味ではコロナ禍が悪いばかりでなく、
立ち返るいい機会になったと思います。
――最後に、皆さんにPRしたいことなどあればどうぞ
何をやっているプロジェクトなのか、もっと広く知ってもらいたいと思います。
名前を聞いただけで「いい活動だよね」といってもらえるようになりたいですね。
学校でチラシをもらったときしか触れることができないので、通年での活動などがあるとよいと思ってます。
継続して続けていって、経験を活かして、大学で学んでいる子もいるので、将来的に戻って働いてくれたらと思います。
高校の中では知っている子もいるので、ちょっとずつ発表などもしていきたいと思います。
――コロナ禍で新しい活動を考えるだけでなく、メンバーの想いの共有につなげた素晴らしい取り組みでした。
YouTubeでは、最新の活動の様子をご紹介しています。
併せて、どうぞご覧ください!
YouTubeリンク
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もおか市図書館プロジェクト(そらまめ食堂)
TEL:0285-82-5550
イベント時:真岡市基幹相談支援センター
TEL:0285-80-7765
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地域の「障がい」を考える機会となる「もおか市図書館プロジェクト」。
真岡市民に広く愛される活動として、これからも広がっていってほしいと思います。
(インタビュー:長野)