コロナ禍での支援活動【1】
熊本水害における家屋及び敷地内の土砂につていて、球磨村においては被災者から申請があれば行政が責任を持って対応します。になっていました。(過去の災害事例から私有地に流入した土砂を今回のように行政が希望者を募り行うことはあまりありません)
その申し出が概ね出揃った頃、県の担当者から今後の事についてNPO側と打合せをしたいとの連絡があり、連携する団体と一緒に村役場に。そこで県側から敷地内土砂の撤去希望者のリストの提示があり、そのリスト中、概ね1/3をNPO側で担って頂けないかとの相談を受ける。
球磨村にてこれまで行って来た活動内容とは大きな違いも無く、技術的にも量的にも問題はなく、様々な状況を鑑み承諾。その事を受け、県の調整にて連携する団体OPEN JAPANと共に球磨村と正式に協定文書を取り交わす。
この作業を行うことでの、我々NPO側から行政側への要望事項は無し。行政側からすれば本来税金で行われる予定の土砂撤去作業が、無償で事が進む。その事には大きな疑問を感じながらも、これもコロナ禍でのひとつの事例かと納得し仲間たちの協力の元、リストに基づいた作業を粛々と行わせて頂きました。
因みに残りの2/3は建設業組合と水害で職を失った森林組合に業務委託。