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災害ボランティア雑感 [2016年04月19日(Tue)]
阪神・淡路大震災から21年、我が国は多くの自然災害に見舞われ、老若男女を問わず多くのボランティアが被災地に入り支援活動を行う、いわゆるボランティアによる支援活動が文化として定着してきたと感じる。今やその力無くして被災地の復旧復興は無いと言われるほど評価されるようになったと思う。災害時にはその活動がスムーズに進むようボランティアを受け入れる災害ボランティアセンターの運営も確立され、そのためのマニュアルも県及び市町村の社会福祉協議会を中心に整備され、その訓練も重ねられてきました。

しかし、この21年間に経験した自然災害の多くは地震よりは水害が圧倒的に多い。あの東日本大震災も地震災害ながら、津波による被害が圧倒的に多く、ボランティアによる支援活動は大規模な水害と同様の活動が多かったように思う。従って自然災害をイメージした災害ボランティアセンターの運営訓練の多くは、スコップと土嚢袋に一輪車などを使った人海戦術による水害をイメージした対応が実に多い。首都直下型や南海トラフへの備えも強く意識しなければならない今、地震に対応できる災害ボランティアの訓練も急務である。

今回の熊本地震では応急危険度判定の危険を意味する家屋にはボランティアセンターを介してのボランティアの派遣は成されていない。そして多くの関連死を招いた避難先の問題。災害ボランティアセンターが開設されなければボランティアによる支援活動は自粛しろ!控えろ!の雰囲気が大規模災害毎に生まれる。熊本地震でもありました。スキルの高い成熟した自己完結型の災害系NGO・NPOがもっともっと現れることを期待したい。
活動開始 [2016年04月19日(Tue)]
朝宿営地を出発し、熊本地震で最も被害が大きいとされる益城町に到着。手配していた車両や重機も到着。早速支援活動を開始。

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我々の現場のすぐ脇で崩れた瓦やブロック塀を片ずけている地元の高校生二人。この地震で学校は休みになり二人でボランティアに来て、手作業だけで出来る作業を見つけ黙々と活動していました。人力作業でもやれることは沢山ある激震に揺れた街。昼になり、一緒にカップ麺でも食おうか?に笑顔たっぷりの高校生ボランティア二人組でした。
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