かねてよりお知らせをさせていただいておりました
NPO法人クローバー主催の『後見についての学習会』が開催されました。
私たちが常日頃一緒に活動されているメンバーさんやご家族が今後、安心して暮らしていくために必要な情報を提供しようということで、法人内部だけでなく、広くたくさんの方々にご参加いただきました。

本日の講師は、板橋 光一さん(NPO法人市民後見かけはし東京)と北村 弘之さん(よこはま社会福祉士事務所 代表)でした。
まず、板橋さんからは、『親なき後問題に備える』ということで、成年後見のしくみや後見人の仕事、貢献に必要な費用や書類など、情報が盛りだくさんでしたが、とてもわかりやすくご説明いただきました。

ご自身がFP(ファイナンシャルプランナー)ということもあり、現状の把握や将来のプランを作るということが大切ですというお話しや、最終的には、豊島区の場合、「豊島区民社会福祉協議会」が設置している「サポートとしま」に相談に行くことをおすすめされていました。
学習会の後半は、北村さんにバトンタッチして、具体的に貢献をされている障がいのある人の事例をお話しいただきました。

こちらにも、参加者は釘づけ。。。とくに後見人の役割『財産管理と身上監護』のほかに取り組まれていることをご紹介いただきました。例えば、通所施設、グループホームなどへは毎月訪問や連絡を入れ、状況の確認、連携をされているとのことや、後見人も一人ではなく専門職の連携で進めているとのお話しをお聞きしました。
最後には質疑の時間をとりましたが、具体的な個別の相談会を開いた方が良いのでは?と感じるくらい、みなさん真剣に考えておられることがよくわかりました。
今回は、保護者、ご家族の方だけでなく、支援をされている方もご参加いただいていましたが、誰もがしっかりと成年後見についてのアドバイスなどができるようになると良いですね。
NPO法人クローバーでは、今後も研修を開催していきたいと思います。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
また、今回、学習会の講師をお引き受けいただきました板橋さま、北村さま、ありがとうございました。