今年も友人のクラシックコンサートに行ってきました。
今回で8回目。
自分でもよくいったなぁ、と思います。
でもそれは、友人が
「とても綺麗な音を奏でる人」
だからだと思います。
その友人と出逢ったのは2004年の春。
同じ商学部で同じクラス、ただそれだけの関係。
そんな友人の第1印象は最悪なものでした。(勝手な思い込み)
<外見> *細身な体
*色白な肌
*目が隠れるほど伸びた前髪
<中身(予想)>*暗そう
*何考えているかわからなそう
*PC系=オタク??
「自分とは分かり合えないタイプ」だと感じました。
↓
結論:私の人生において必要なし
極力関わるのは止めようと思っていたときでした。
最初の英語の講義でクラス内で自己紹介。
大学まで来て、自己紹介かよ、と内心面倒くさがっていました。
いざ自分の番になると笑顔で営業モードに(笑)
終わってクラスメートの自己紹介を右から左へ。
そして、次はその友人。
ほとんどのことは聞き流していましたが、気になる一言が・・・
「趣味はヴァイオリンです」
外を眺めていた私も思わず、そっちを見てしまいました。
ヴァイオリン?この子が??
クラシックが好きな私には聞き流せない言葉でした。
そして、6月。
高校時代の友人を無理矢理誘って定期演奏会へ・・・。
そこで見た(聞いた)モノは、心に強く残る音楽でした。
いらない、と決め付けた友人が奏でる音楽は本当に良かったです。
あのときの「ペール・ギュント」今でも耳に残っています。
第1印象を忘れてしまうほど、ヴァイオリンが印象的でした。
そして、友人が奏でる音色が大好きになりました。
それからは何かと嬉しいことが続きました。
音楽で仲良くなれたこと
話してみると楽しかったこと
髪で隠れた目が綺麗だったこと
照れくさそうに笑った顔が可愛かったこと
4年間、心温まる音楽をくれた友人へ
ありがとう
明治大学商学部商学科
澤田 鉄平
bloody_auto_doll@yahoo.co.jp