コラム「組織内コミュニケーションは”狙って”仕掛けよう」
[2015年07月16日(Thu)]

最近「組織内コミュニケーション」や「チームビルディング」についての講師をすることがここのところ続きました。
その時には必ず「関係性の質が成果の質につながる」ということをお伝えしています。
1 組織内の関係性が良くて対話の質が高い
2 質が高い対話から思考が磨かれる
3 磨かれた思考からアイディアが生まれる
4 生まれたアイディアが行動に移される
5 行動から結果が生まれ、さらに信頼関係が高まる
というような。
この話をするまでもなく、”良い関係性の中で仕事がしたいよね”ということは、まぁそれはそうだよねぇ、という具合ですよね。
そして、もちろん自然と対話が生まれ仲良くなっていくということもあるでしょう。
ただし、経営の視点からすると、組織内コミュニケーションとは非常に重要なマネジメント項目だという認識が必要です。
組織内コミュニケーションを設計する時には、突き詰めると以下のような問いが発生します。
■達成したいビジョン・ゴールとは?
■そのための組織としてあるべき姿とは?
■現状の組織を診断した時に発生している課題とは?
■導入するべきコミュニケーション施策とは?
CRファクトリーを例にすると、以下のようになります。
■社会をあたたかいコミュニティであふれさせたい
■その組織自身もあたたかいコミュニティでありたい
■理念の共通認識と個人の相互理解の両方をさらに深める必要がある
■理念と個人を紐付けた対話型ワークショップを導入する
みなさんのビジョン・組織戦略から考えた時に、どんな組織内コミュニケーションが必要になるでしょうか。
理念共有、相互理解、成長支援、自律化、多様化、などなど。
そうした目的・意図を持って、”狙って”仕掛けていくことで、ようやく組織内コミュニケーションは成果につながるのだと思います。
(事業部長 五井渕 利明)
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