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Happy New Year [2011年01月01日(Sat)]

新年あけましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。
ステップアップの年にしたいです!


大きくカードを見るのはこちら (click to see bigger size)
コロンビアの日系人会 [2010年07月01日(Thu)]


カリという街に来ています。
ここは、コロンビアの中でも最も日本の移民が多い街で、機会を得て、日系人協会に行ってきました。

昼食をごちそうになり、館内を案内して頂き、私が日本に居る時に作った「京のわらべうた」という
ビデオを見て頂きました。
わらべうたを覚えておられる方も居て、好評だったので、私も嬉しかったです。
外国で暮らしていると、日本文化を、より大切に感じたり、懐かしく感じたり、誇りに思う。そんな気持ちは私もよくわかります。

また、「コロンビア日本人移住七十年史」という本と、昨年、開催された「移住80周年記念」の際に作られたきれいな「もみじのオブジェ」をプレゼントしてもらいました。
本によると、最初の移民は1929年、福岡県と山口県からやってきた5家族25人なのだそうです。
(当時は、舟での渡航。長い旅だったと思います。)

館内には、柔道・剣道・柔術などを学ぶ道場、セミナーなどに使う会議室、和室(畳は日本から持って来られたんだそうです!)、日本語教室に使われている部屋がいくつかあり、コロンビアの
日系人コミュニティが活発に活動している様子がわかりました。
ただ、生徒さんの多くはコロンビア人なのだそうで、日系人が少なくて寂しいとも言っておられました。

日本語の(特に新しい)本が少ないそうなので、もし、日本語の本を寄附して下さる方がいらっしゃったらご一報下さい。マンガも大歓迎のようです。
また、アニメや新作映画も、入手するのが難しいので、喜んで頂けると思います。
カリは、私たちのオフィスがあるポパヤンから車で数時間なので、私が運ばせて頂きます。
コロンビアの温泉! [2010年06月29日(Tue)]

ポパヤンに来てから、殆どをオフィスにこもってパソコンに向かっていたのですが、
シネミンガのメンバーのロセリ (Roseli)と、妹のビジ (Viyi)が「ナオミを露天の温泉に連れて行きたい!」と言ってくれ、土曜日に女3人で行ってきました。

ポパヤンからバスと地元のタクシーを乗り継いで約1時間半。ココヌコ(Coconuco)という街に
その露天風呂はありました。
ココヌコは、シネミンガのアドバイザーでニューヨークで暮らしているハスース (Jesus)の故郷でもあります。
ここは、先住民族の居留区にあり、2ヶ所を居留区が所有していたのですが、しばらくどこかの企業が全部買い上げてしまったのだそうです。そのうちの1ヶ所を取り戻したと言っていました。
ちなみに、入浴料は大人5000ペソ (約230円)。子ども、 4000ペソ (約190円)でした。

一見、プールのようですが、硫黄の臭いが漂うまぎれもない天然温泉。
ちゃぷんとつかるだけ、温度が高めのお風呂のような所が4ヶ所(それぞれ温度が違いました)、長ーくつかれるぐらいの温度で滑り台がある所(私は殆どここにいました)、他に低い温度で泳いだり、滑り台があるまさにプールのような所が2ヶ所ありました。

ポパヤンでは、ずっと「水」シャワーで、春のような気候とはいえ、毎日気合いを入れて水浴びしていたので、久しぶりのお湯は、やっぱり嬉しかったです。
山や空を見上げ、鳥の声、サルサ音楽に囲まれて、至福の3時間を過ごす事ができました。

Roseliや他のシネミンガのメンバーは、私を家族のように受け入れてくれています。
今まで恐い目にも遭わず、まるで自分の家のように、リラックスして過ごし、仕事に集中できるのも
みんなのおかげです。
出来立ての新しい団体なので、色々な諸問題はありますが、この日のように様々な時間を一緒にすごし、信頼関係を築きながら、みんなで頑張って行きたいと思います。
コロンビアの大統領選挙 [2010年06月21日(Mon)]

日本でどのくらい報道されているかわからないのですが、6月20日に、コロンビアの大統領選挙があり、ファン・マヌエル・サントス氏が次期大統領に選出されました。
彼は、8年続いたウリベ大統領の政治路線を引き継ぐ人らしく、先住民族と共に活動しているシネミンガへの新しい影響は、あまりないようです。

アメリカのオバマ大統領のキャンペーンの時は、大盛り上がりだったので、8年ぶりの新大統領選出の日、コロンビアはどんな感じになるのかなぁと期待していたんですが、投票日のポパヤンは、不気味なぐらいに静かで、拍子抜けしました。
ただ、第一次投票で6人の候補者が、既に2人に絞られており、ずっと前から、サントス氏と、元大学教授でボゴタ市長も務めたモックス氏との戦いは、大差でサントスさん有利だったようです。
みんな結果が殆どわかっていたので、盛り上がりに欠けたのかもしれません。
また、白票も多かったらしく、民衆の両候補者に対する期待の薄さを反映しているように思います。

ところで、日本も新しい首相に変わりましたね。日本も民衆が直接投票する「大統領制」になったら、
私(たち)の政治への関心、国の代表のあり方が、良い形で変わるんではないかと、個人的にずっと思っていますが、難しいんでしょうかね・・・?
(ここ数年、変わりまくっている日本の首相。日本はどうなってるんだ?とアメリカ人の友人に、よく聞かれます)
コロンビアの花火 [2010年01月13日(Wed)]

今日はちょっとだけ、旅の四方山話です。
午後9時頃、引き続き、ヘオディエルと一緒に編集してると「バン!バン!」という大きな音が外から聞こえてきました。
ここはコロンビア・・・。まさか銃じゃないよね・・・と思っていたら・・・

音源は「花火!」でした。ホリデーシーズンの終わりを告げる花火なのだ
そうで、ポパヤン市内を見渡す丘から上がっていました。
ちょうどオフィスは、丘のふもとにあり、見物には絶好の場所でした。

先に外に出たヘオディエルが「カメラ!カメラ!」と言うので、慌ててカメラを取りに行き、
ビデオと写真を撮りました。

規模としてはPL花火には劣りますが、ニューヨークよりはずっと良く、久しぶりの花火鑑賞を楽しみました。演出がどうかはわかりませんが、途中で、音楽を奏でるように、花火の音が「ドドン、ドン。ドドン、ドン」という感じで、音楽やダンス好きのコロンビアっぽく聞こえたのが面白かったです。
ポパヤンは、普段は静かな街ですが、いつもと違った半時間ほどの賑やかなひと時でした。

謹賀新年 [2010年01月03日(Sun)]

新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い申し上げます。(大きく写真を見る場合はこちら


27日、コロンビアに戻りました。
年末年始は、イノセンシオの奥さんでシネミンガ・コロンビアの共同代表もしてもらっているロセリの実家に招待され、ティエラデントロのInza(インサ)という山岳地帯のコミュニティで過ごしました。

ロセリの家庭では通常、年越しは家族で静かに過ごすそうですが、今回は、私とカルロスが招待され、ロセリ・イノセンシオと3人の子ども達、両親、兄弟、親戚の人たちも集まって賑やかに過ごしました。
日本から、おみやげに持参した泡盛が大好評で、これに加えて、ビール・地元の蒸留酒Aguardiente (アグアルディエンテ=「燃える水」の意)・ワインと・・・チャンポンで、いっぱい飲みました。そして、コロンビア式に、踊り明かしました。
日本ではどんな年越しをするのか?と聞かれたので、除夜の鐘や年越しソバの話をしました。

また、年越しに、手相ならぬ「卵相」をしてもらいました。
31日の深夜、グラスに卵を割って水を入れ、新年の朝、卵の形を読むというものです。
ロセリのお母さんが私の卵を読んでくれました。
「塔の上に舟が見えた」という事で、今年は色んな所に旅をし、仕事が順調に進むでしょう。
という事でした。
家庭運は何か出てますか?と聞いたんですが力強く「SOLO=1人」と言われてしまいました。(苦笑)

という事で、今年もシネミンガを軌道に乗せる為に、頑張りたいと思います。
日本滞在を終え、ニューヨークへ [2009年09月24日(Thu)]


8月4日〜9月24日まで約7週間の日本滞在を終えました。
東京→北海道→東京→大阪→東京→大阪。と、いっぱい移動しました。
今、関西国際空港でこのブログを書いています。

すーごく、すごく実りの多い旅でした。
特に、1ヶ月滞在した平取町では、町のみなさんに本当にお世話になり、
どう感謝の言葉を書いていいのかわからないぐらいです。
特に、私達をホームステイさせて下さったみなさん、支援を下さったみなさん、
本当にありがとうございました。

平取町では、シネミンガのビデオ上映付きセミナーを2回開催する事もでき、
地元の方に私達の事を知ってもらう機会ができました。

東京でも、「開発と権利の行動センター」と「アジア記者クラブ」「市民メディアセンターMediR」の方々の協力のおかげで、セミナーを開催する事ができました。

また、9月20日〜22日まで、TOKYOメディフェス2009に参加し、日本のメディアの最新状況を学び、多くの方々とお知り合いになりました。
シネミンガが大きく羽ばたくきっかけとなったのは、去年の京都メディフェスに参加した事だったので
個人的にも感慨深く、また、京都メディフェスをきっかけにお知り合いになり、ミンガサポーターになって頂いた方とも再会出来て、すごく良かったです。

そして今回も、コンピュータ2台の寄付を頂き、嬉しいおみやげと共に日本を離れようと
しています。
10月〜2月は、再びコロンビアへ行きます。
8月・9月は、インターネット環境の事情もあり、殆どブログをアップ出来なかったんですが
追々、タイムスリップしてレポートを書きたいと思っています。

今回、一番の反省:「忙しすぎ!」
やってもやっても、やらなくちゃいけない作業が後から追っかけてきます。
もともと、「貧乏暇なし」の☆(星)の元に生まれて来ていると感じていましたが、
今回は、中でも過去最大の忙しさでした。
実家に居たのは2日だけ。お父さん、お母さんごめんね。

あまりに忙しすぎると、心身ともに疲れ、仕事の効率も悪く精神的にもよくありません。
ニューヨークに戻ったら、自分の為に、少しだけ休養するつもりです。
ブログもゆっくりめで・・・。
コロンビアの食(その1) [2009年01月14日(Wed)]

海外の旅の楽しみは、やっぱり「食」。
コロンビアではどんなものを食べてるんだろう・・・と興味津々の私が食べて美味しかった物や
珍しかった物を、気分まかせで書き留めたいと思います。

コロンビアに到着した日は、ボゴタ郊外のカルロスのお母さんの家に泊めてもらいました。
朝食に食べたのが、家庭料理 チャングワ(Changua)というシンプルでお腹に優しそうなスープ。お湯に、卵・ねぎ・パクチー(タイ料理によく使われる香菜)を入れ、塩で味付けします。



タマル(Tamal)は、コロンビアで最も親しまれている庶民の食べ物だそうです。大阪で言えば「お好み焼き」か「うどん」といった感じでしょうか?
とうもろこしの粉に豚の脂を混ぜてこね、野菜や卵を、バナナの葉っぱに包んで蒸した食べ物です。
バナナの葉っぱを開くと、ホクホクのタマルがご登場。ちょっとピリ辛のピーナッツソースをかけて
食べます。
地域によって、味付けが少々違うようですが、ボゴタで食べた写真のタマルは、素朴な味でした。
これに、定番の飲み物「アグア・デ・パネラ(Agua de panera)」という黒砂糖をお湯で溶かしたがついてきます。アグア・デ・パネラは、チーズを入れたり、シナモンやレモンを入れたバリエーションもあります。



カリからポパヤンの道中で立ち寄った。屋台のフルーツパーラー。チョラド(Cholado)というデザートを食べました。かき氷に多種多様な季節のフルーツ。仕上げにコンデンスミルクをたっぷりかけて食べます。マラクヤ(Maracuya)というすっぱいパッションフルーツ、ルル(Lulu)というオレンジに似たフルーツをコロンビアで初めて食べました。ちなみにこのチョラドは250円ほどしました。



チャンプー(Champu)は、パイナップルにルル、これにコーンをまぜたフルーツジュースもどき。
甘いけど、フルーツのさっぱり感がうまくマッチングしています。飲み物とスープの間ぐらいのねっとり感で、冷えた物をスプーンで頂きます。ポパヤンでは、タマルと一緒に食べるのが定番のようです。




こちらはポパヤン市内のマーケット。たっぷりはいった川魚のスープにご飯、フレッシュサラダ。白いのはグアナバナ(Guanabana)というフルーツジュース、しかも、お代わり付き。ヨーグルトドリンクみたいな味がします。
全てあわせて、たったの400円!