コロンビアの大学でレクチャーします [2010年04月12日(Mon)]
ニューヨークも、やっと春らしくなってきました。が、30度以上に急になったかと思ったら、最高気温が15度の日もあり、毎日、何を着ていくか、天候を気にしていないといけません。
表題のように、南米コロンビアのCali (カリ)という街にある、 Universidad de Cali という大学で、縁あって、この夏、4日間のレクチャーをする事になりました。 シネミンガのオフィスのあるポパヤンから、車で2時間程度です。(*地図の黒い点がカリです) なんと、ドキュメンタリー作家として、招待して頂きました。 他にアメリカ・スペイン・メキシコ・フランス・コロンビアからいろんな方々も、それぞれ4日間ずつ、講義をされるようです。アジア人は私だけです。 スペイン語ですが、こちらで、他の講師の事を知る事が出来ます。 (私はGoogleの翻訳サイトを使って読みました。スペイン語→英語はまぁまぁですが、スペイン語→日本語は、非常に変な訳が出てきます) 私は「ドキュメンタリー監督」という器ではないんですが、私の経験から紹介出来る事は、映画やテレビ・企業や自治体向けのビデオ・教育目的の人権に関するビデオ・そして先住民族やティーンネージャー、障がい者などが作るいわゆる「市民メディア」など、色々な分野のビデオ制作に関わってきているという事なので、ドキュメンタリーにも色々な形態があって、それぞれに意味があるんですよ。という事をしゃべろうと思っています。 シネミンガの事も、最後の日に紹介しようと思っています。現地の受講者が、自国コロンビアの先住民族の事、そして一緒にビデオ制作をしている私達の活動に、どんな反応を示すのか、興味深いです。 今まで携わってきたビデオの中から、9本選んで、短く編集し、今日、大学でスペイン語に翻訳してもらう為にコロンビアに送りました。 予算は0円から何千万円。並べてみると、ドキュメンタリーやメディアの意義について私も、改めて、色々考える事が出来ました。 カリは、約80年前に日本人がたくさん移住した街で、コロンビアで一番大きな日本人コミュニティがあります。現地の日系人会のような所でも、何か喋って下さいと言われてるんですが、(喋るのは苦手なんですが)南米の日系人コミュニティには興味津々です。 私は定期的に、ニューヨークでも、たくさんの日系アメリカ人の人たちと友だち付き合いがあるので、どんな違いや共通点があるのか、コロンビアの日系人がどんな歴史を辿って来たのか、色々聞きたいと思っています。 |