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音楽の録音をしました [2010年01月28日(Thu)]

音楽家であるイノセンシオ・弟のミンチョ、更にそれぞれの息子、4人の演奏でキンティン・ラメのビデオで使う音楽を録音。場所は、ポパヤン郊外の先住民族大学(現在、予算がなく建設工事がストップしているそうです)で行いました。

写真の4人が持っている楽器は、アコースティックギター・チャランゴ・アンデスの笛・太鼓ですが、
これに横笛・木製の棒の先にビーズをいっぱいつけた鳴りものも使いました。
「ティエラデントロ(山)に関する歌」「メディスンマンに関する歌」「カウカ州」に関する歌(←この歌詞の中には、キンティンの名前も出てきます)などを、収録しました。

防音設備の整ったスタジオではありませんが、程よい鳥の声、雷も自然に鳴り、自然と調和して生きる「先住民族らしさ」が出て、結果的に良かったような気がします。
4人の音楽は、情熱的で躍動感があり、ボーカルなしのバージョンも録音しましたが、
映像とどう絡めて行くか、映像とケンカさせない「さじ加減」が難しくもあり、楽しみでもあります。

この日は、私がポパヤンを去る日だったので、録音終了後、私のリクエストで、ポパヤン市内でも数少ない中華料理店で夕食。
ミンチョは、2008年の先住民族運動「MINGA=ミンガ」で、取り締まっていた警察の戦車から、「釘がたくさん出る鉄砲」のようなもので射たれた話をしてくれました。
なんとか一命を取り留めましたが、片目を失い、今も針が身体の中に残っているそうです。
(この話を詳しく書くのは、別の機会にします)

深夜、みんなに見送られて、長距離バスでボゴタに向かいました。
今までで一番たくさん、バス旅行をしたコロンビアでの数ヶ月でした。
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