儀式と撮影の日々(フアンタマ湖篇その1) [2009年11月29日(Sun)]
翌朝5時 に起きて、登山口で下車。キャンプ用具と撮影道具の大荷物を背中に背負い、フアンタマ湖に向かいました。
聖なるフアンタマ湖の地域に入る時は、塩を採る事が禁じられています。私達は、 フルーツや塩なしアーモンドなどの食料と儀式+飲み物用の為のお酒チリンチョとチチャ酒を持参しました。 道中の山道はとても険しく、長靴で、しかも久しぶりの山歩きに足がガクガクになりました。しかも寒いパラモで、たっぷり水を含んだ苔のような湿地帯で足を取られ、長靴が水浸しに・・・。 道なき道が続く中、60度を超える傾斜ではないかと思われる所を木々を支えにターザンのように降りたり、滑ったり・・・と、「アドベンチャー in コロンビア」という言葉が思わず出てしまいました。 (↓ちなみに私が着ているのは、アーティストであるカルロスの弟が作ってくれたシネミンガ特製「キンティンラメのオリジナルサイン」Tシャツです。背中にはシネミンガのロゴをプリントしました) 出発から約4時間、パラモ(アンデスの高原地帯)にある、フアンタマ湖に到着しました。聖なる湖にふさわしい美しさと荘厳さ。道中の疲れも吹っ飛びました。 フアンタマ湖では、撮影もさることながら、夜通しの儀式が待っていました。 高山地帯なので非常に寒く、私は一番外に着たカッパも含め、6枚重ねで挑みました。途中、男の人やメディスンを採っている2人組などのシルエットイメージが見えたんですが、後で聞くと、それはGrandfather=フアンタマだと言われました。 |