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ニューヨークで4回、ネパール映画の上映会を行いました [2015年01月02日(Fri)]

「トラベリング・ライト」と題し、ニューヨークのネパール人コミュニティに向けて
2014年に夏から4回にわたって上映会を行いました。
Cineminga, FIPNA (Federation of Indigenous Peoples of Nepal in America、アメリカ在住のネパールの先住民族を支援する団体)、IFA(Indigenous Film Archives、ネパール国際先住民映画祭)の
共同主催の企画でした。
co-organizers.png

1回目は8月9日。場所はヒマラヤンヤックというネパール料理のレストランです。
2本の映画を上映しました。
NAALIS.png

2回目は9月21日。場所はARNIC (The Andrew Romay New Immigrant Center)という場所で
移民に英語を教えているセンターです。偶然にもこの日は、ニューヨークで大規模な地球温暖化の
プロテストが行われていました。リンブー民族の映画を上映し、インターネットを通じて、ディレクターと顔を見ながらのQ&Aをしました。観客が全てネパール人だったのでネパール語で行いました。
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3回目は10月27日。場所はCUNY(ニューヨーク市立大学)。大学内のCCEM(Center for Community and Ethnic Media)という団体の協力で場所とネパール料理を提供してもらいました。
Screening 3 Cell Phone Wounds of War.jpg

また、この上映会では、なんと!ネパールから「Wounds of War」というドキュメンタリーを作ったディレクターが直接Q&Aの為に来てくれました。
もう一本の映画は「Cell Phone」という短編。シネミンガのメンバーでもあるニューヨーク在住のニマ・パクリーンがプロデューサーだったので、これも直接Q&Aをしました。

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また、この企画にCUNYTVが取材をしてくれ、ニマが出演しました。



最後は、12月28日。場所は新設されたばかりのFIPNAの事務所で行い、1本のドキュメンタリーを上映しました。インターネットを通じてディレクターと顔を見ながらのQ&Aを行いました。
info sheet front.jpg

IMG_1837.JPG

この4回の上映会では、資金繰りが理由で存続が危ぶまれるIFAの為にドネーションボックスを設置。全部で612米ドル(約7万円)を集める事が出来ました。
観客は、それぞれ20−30人ぐらいでした。

普段、ニューヨークのネパールの人たちは、ネパール映画しかも民族の言葉の映画を観る機会など殆どありません。
この上映会はネパールの人たちに好評で、これからも続けたいとスタッフのメンバーは言ってました。また、ネパールに居るディレクター達も、このように海を越えて自分の映画を見せる事ができて嬉しかったとみんな言っていました。

コミュニティ上映会ならではの反応に、やって良かった!と思える企画でした。
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