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初ワークショップ [2009年01月12日(Mon)]

8日から3日間、CRIC (Cauca Regional Indigenous Council) という団体のオフィスでビデオワークショップが行われました。
CRICは、1970年代に創設された先住民族による先住民族の為の公的団体です。
先住民族の教育・生活・人権の向上の為に、政府に陳情したり、様々な活動や運動を独自に取り組んできました。

私が日本に居る時に聞いていた、「ビデオワークショップの為に助成金を得た」という団体は、CRICです。実は、前日になってもCRICの担当者と電話連絡が取れず、「シネミンガは具体的に何をするの?カリキュラムは?何人ぐらい参加者がいるの?」等の詳細がカルロスもわからなくて、大きな不安を抱いていました。
バスで移動中にやっと連絡が取れ、ワークショップは私たちがリードするのではなく、地元の大学で映像を教えている人たちが、リードする事になっている事が判明。正直、ほっとしました。

というわけで、私たちはインストラクターとしての勉強の為にも見学をする事にしました。
参加者は、CRICで教育関係に携わる約30人。初心者コースと、ちょっとだけビデオ制作がわかってる人たちを対象にした中級者コース、2つにわかれて授業が行われました。
更に、現地でわかった事ですが、この週末の3日間のワークショップは4週間にわたって行われるうちのスタートだという事でした。


座学が多かったので、2日目は、私もカルロスも少々飽きて来ていたのですが、3日目、思わぬオファーがありました。初心者コースの先生が来れなくなったので、授業をやって欲しいというのです。
そこで、急遽、座学ではなく撮影から編集まで、実際に機材を使って、体を動かして、
ビデオ制作をやってみよう。きっとその方が参加者も面白いと思います!という提案をしました。
朝9時から4時という短時間でしたが、ビデオの構成・撮影・編集のざっくりした行程と技術を伝え、
みんなでカメラや録音、出演者を交代しながら、駆け足でしたが、3分30秒ほどの作品ができました。制作途中は、ワイワイ盛り上がってすごく楽しかったです。



みんな、それぞれどこから来たか・・という自己紹介をしたのですが、なぜか「ナオミが、まだ言ってないよ・・」という展開になり、先住民族でない私も、「日本から来ました」という台詞で作品に収まってしまいました。



そのうち、英語と日本語のサブタイトルをつける予定です。
にわか仕立てのワークショップでしたが、カルロスも私も「成功だったよね!」と、初めての祝杯をあげました。

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