自然で無理のない生活をーちょい筋生活[2011年03月23日(Wed)]
花粉症の涙が薬ですっかり治ったら、今度は地震・津波・原発でまたウルウルの日々である。早く涙が止まる特効薬が欲しい。
震災のあった地域へは、今月も行ったばかりで、運命のいたずらを感じてしまう。
そして3年前に行った気仙沼の民宿も流され、出張で行った石巻、釜石、唐桑半島の町々そして多くの人たちが、海に帰って行ってしまった。
仙台の友人はあの日から震災対策本部にずっと詰めている。自宅も被害を受けているのに。体調が心配だが、恒例の旅行を楽しみに頑張っているようだ。
さて、都市生活者。モノ不足の不安感で連日スーパー、ガソリンスタンドに長蛇の列。食べていなかった米を買いに行くという人々も。家族で乗るには大きすぎるような車が駐車場にズラリ。
タワーマンションに暮らす人々は、あの揺れの後遺症に悩み、さらに水を持って階段を上り、オール電化住宅ではガスボンベを買いだめ。駅のエスカレーターも節電で停止、野菜や水は放射能におののく。
ちょい筋のぼくは、階段は足で登るものと決めているから、全く苦にならないが…。
この状態が長引いたら、一体どうやって暮らすのだろうか。
長寿化が進む社会である。「人間サイズ」自分の筋肉の能力を活かした暮らしを選択したほうが、より自然で無理の社会ができるのではないだろうか。
あの避難所で暮らす人々が、糖尿病などに悩んでいる多さ。
人が動ける範囲で、食料・エネルギーが得られる分散化社会を目指した方が、人も地球も持続可能だと思うのだが。