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2015年08月16日

志朗チャイルドサポートについて

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志朗選手は、中学卒業後から、バンコク最大のスラム街にあるクロントイ地区の96ピーナンジムでムエタイ修行を行っています。ジムの寮で寝起きしながら、練習を続けてきました。
タイでの生活を続けている中で、お世話になっているタイになにか恩返しがしたいということで、恵まれない環境にいる子どもたちのいる施設に寄付をしたのが、志朗チャイルドサポートの始まりです。

 志朗チャイルドサポートの主な活動は、志朗選手のファイトマネーと国内での試合チケットの収益金の一部を使い、現金や生活物資の寄付を行っています。
定期的に継続して支援しているのは、タイにある乳幼児棄児保護施設のパッカードベビーホームと小児HIV孤児養護施設バーンタムマラックですが、これまでに、東日本大震災の被災地や、岩手県大槌町にある被災地の子どもたちの学習支援施設NPOカタリバ、台風被害にあったフィリピンへの義援金、、ペルー共和国のリマ市郊外にある貧困地区の保育園に作られる給食施設などにも寄付をしてきました。

志朗チャイルドサポートは、志朗選手の「タイへの恩返し」から始まった活動ですが、志朗後援会を中心に、チャイルドサポートに共感してくれる人たちの輪が広がっています。活動の詳しい内容については、志朗後援会事務所発行のフリーマガジンや、志朗チャイルドサポート公式Webサイトにて、お知らせしています。

志朗選手は「闘いながら支援したい」という気持ちを胸に、これからも子どもたちの未来につながるような活動を続けていきます。


支援している施設について
■パヤタイ・ベビーホーム
パヤタイ・ベビーホームは、1953年に設立された乳幼児のための施設です。5歳以下の孤児や貧困のために遺棄された子どもたちが暮らしています。パヤタイ・ベビーホームには、オムツなどの日用品の他、これまでに冷蔵庫や洗濯機を寄付してきました。

■小児HIV施設バーンデック・タマラック
タイでHIV/AIDSの患者さんたちの生活を助けるプラバートナムブー寺院のアランゴット住職が、2000年頃に設立した小児HIV患者のための生活施設です。食料品や生活用品などの支援と寄付金を届けています。現在、敷地内の浄水器設置のために寄付活動を行っています。