児童デイサービスが街にできたら・・・。 [2013年08月27日(Tue)]
チャイルドライフが児童デイサービス(放課後等デイサービス&児童発達支援事業)の運営を目指すことになったのは、元はといえば私自身が隣町に出来た児童デイサービスを利用したことが当初のきっかけとなっています。
2010年4月、隣町(埼玉県春日部市)に児童デイサービスができました。当時私の住んでいる越谷市には障害児学童しかなかったので「児童デイサービス」ってなんだろうと思いました。そのうち特別支援学校の保護者の間で噂が広がり、我が家も利用するようになりました。 我が家の長男は、障がいが重く、感覚遊びしかすることが無いため、よだれで遊んだり、嘔吐して遊んだり、何かを壊したり、とにかくひとときとして気を緩めることができないので、親としてもなかなか自分の時間を持てず、妹の相手をする時間も限られていました。 使ってみて画期的!と思ったのが、学校まで車両で送迎に行ってくれることです。8時30くらいに特別支援学校のバスを見送ったら、後はデイの送迎から18時30くらいに帰ってくるまで、家族は自分の時間が持てるようになりました。妹もおけいこに通わせるくらいの余裕が生まれたのです。 あまりにも画期的だったので、これを自分の住んでいることろとは違う街で自分も事業化してみたい、と思ったのがすべてのきっかけです。質が高い児童デイが日本中いたるところでできたら、障がい児の子育ても今よりもずいぶんと楽になるのではないか、と思いました。 それが、今はいろいろな縁により、一般社団法人チャイルドライフとして形になっています。2013年4月、八王子みなみ野でベルテール児童デイサービスは2つめの施設を開設することができました。現在、千葉県の木更津市と八王子市南大沢周辺で、特にニーズが強そうと判断し具体化に向けて動いています。 なかなか思ったようにはスピードを持って動くことができないのですが、当初の志を忘れず、地道に準備を進めていこうと考えています。その中で、いろいろな保護者の方とお会いし、一緒になって立ち上げていくことができるのが、この仕事の醍醐味でもあります。 |
Posted by
都築
at 15:36