みやぎ心のケアセンタースタッフがみた子どもたちの様子と必要な支援
[2013年03月22日(Fri)]
みやぎ心のケアセンター(http://miyagi-kokoro.org/)との連携2回目の更新は
地域支援部長の福地先生に書いていただいた原稿を掲載いたします。
前回の原稿は、
キャンプ準備に長い期間遅くまで頑張っていらっしゃった
運営委員の皆さんの中から、
佐々木さん&遠藤さんに書いていただいたのですが、
この記事とあわせて、
少しでも、子どもたちの様子、置かれている状況、
そしてこれからのことについて、
たくさんの方に知っていただけますように願っております。

*写真は文章の内容とは無関係です。
今回は、日頃の関わりの中で見えてきた現在の子ども達の様子や、
とされる支援や関わりについてお伝えしたいと思います。
震災直後の子ども達の多くは、神経が高ぶり、気分が高揚していました。
思春期以降の子ども達は、自分たちに起きた出来事を
ある程度認識することができ、
自分のやるべきことに向き合おうとしていました。
一方、現状認識が十分にできない年齢の子どもの中には、
突然の非日常に対して
どのように対応して良いのか分からないように見えました。
平静さを取り戻すために必要とされたのは、
子どもが家族の中で安心して過ごすことができる時間や空間でした。
親子に安心感を提供すること、
地域の繋がりを再確認することがキャンプの目的でした。
キャンプ当初は遠慮がちに過ごしていた子ども達も、
時間がたつに連れて活き活きとした姿をみせるようになりました。
活動の中で自分の身の上話をポロポロと喋る子どももいました。
多くの友達を作り、頼れるスタッフと繋がりができました。
震災から2年を経た現在、子ども達は2年分成長し、
自分の置かれている状況に向き合っています。
その見え方は2年前とは全く異なり、
「自分たちの身に起きたことはこんなことだったんだ」と
認識しつつあります。
子ども達がその場所で生きていこうと感じるために、
我々はこころの支えになるような
地域の“未来像”を描いていく必要があります。
2回にわたり、
みやぎ心のケアセンターについて紹介させていただきました。
今後も地域のニーズに合わせた
様々な事業を行っていきたいと思っております。
地域支援部長の福地先生に書いていただいた原稿を掲載いたします。
前回の原稿は、
キャンプ準備に長い期間遅くまで頑張っていらっしゃった
運営委員の皆さんの中から、
佐々木さん&遠藤さんに書いていただいたのですが、
この記事とあわせて、
少しでも、子どもたちの様子、置かれている状況、
そしてこれからのことについて、
たくさんの方に知っていただけますように願っております。

*写真は文章の内容とは無関係です。
今回は、日頃の関わりの中で見えてきた現在の子ども達の様子や、
とされる支援や関わりについてお伝えしたいと思います。
震災直後の子ども達の多くは、神経が高ぶり、気分が高揚していました。
思春期以降の子ども達は、自分たちに起きた出来事を
ある程度認識することができ、
自分のやるべきことに向き合おうとしていました。
一方、現状認識が十分にできない年齢の子どもの中には、
突然の非日常に対して
どのように対応して良いのか分からないように見えました。
平静さを取り戻すために必要とされたのは、
子どもが家族の中で安心して過ごすことができる時間や空間でした。
親子に安心感を提供すること、
地域の繋がりを再確認することがキャンプの目的でした。
キャンプ当初は遠慮がちに過ごしていた子ども達も、
時間がたつに連れて活き活きとした姿をみせるようになりました。
活動の中で自分の身の上話をポロポロと喋る子どももいました。
多くの友達を作り、頼れるスタッフと繋がりができました。
震災から2年を経た現在、子ども達は2年分成長し、
自分の置かれている状況に向き合っています。
その見え方は2年前とは全く異なり、
「自分たちの身に起きたことはこんなことだったんだ」と
認識しつつあります。
子ども達がその場所で生きていこうと感じるために、
我々はこころの支えになるような
地域の“未来像”を描いていく必要があります。
2回にわたり、
みやぎ心のケアセンターについて紹介させていただきました。
今後も地域のニーズに合わせた
様々な事業を行っていきたいと思っております。