
codomodeXmass[2010年12月26日(Sun)]
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![]() 大収穫[2010年10月25日(Mon)]
10月25日。今日は、野外活動センターの休館日。大勢の子どもたちでにぎわった先週の土曜日とは打って変わり、静かな静かな秋の一日でした。
![]() 左から、DACHU村の黒豆、先週土曜日のプログラムで収穫しきれなかったサツマイモと落花生。 見ているだけで豊かな気分になりますね。 どれも美味しいものばかり。 動物たちも狙うはずです。でも、気前良く分けてあげる気はありません。 ![]() 盛りだくさんな一日。ふしぎダネ!落花生[2010年10月23日(Sat)]
10月23日。今日は月に一度のプログラムがある日です。
内容は、先月稲刈りをした稲の脱穀・精米体験をするというもの。5月の田植えから参加した子どもたちにとって、今日はその総仕上げの日でもあります。 ![]() 乾燥させた稲から、モミを落とすのを”脱穀”と言い、”稲扱き”とも言われます。 鎌倉時代には”扱き箸”と呼ばれる、細い溝のある竹を用いて少量ずつすべて手動で脱穀していました。 江戸時代になって登場したのがこの”千歯扱き”で、たくさんの歯と歯の間に稲を挟み、引いて脱穀するというもの。 扱き箸を使ってするより何倍ものスピードで脱穀できる・・・画期的な発明だったようです。 ![]() 次に登場した足踏み脱穀機。これもかなり年代モノです。 円筒形の扱胴(こきどう)に、逆V字型に針金がついています。稲の穂先を扱胴に当て、踏み板を踏んで回転させながら脱穀します。 千歯扱きにしても、足踏み式の脱穀機にしても、今ではほとんど見られなくなりました。 脱穀した後、モミやワラに混じっているゴミやワラ屑、実の入っていない粒などを唐箕(とうみ)に入れて選別します。唐箕(とうみ)が使われだしたのは江戸時代ということです。 ![]() 次は精米です。精米機に入れて玄米から糠(ぬか)を取り除きます。 こんな機械が登場する前は、杵を使って米を搗いて(ついて)いました。 自動精米機というのがあちこちにありますね。100円入れると10キロ精米できるというものですが、時間はわずか2分ほど。本当は米に熱をもたらさず、ゆっくり時間をかけて精米するのが一番いいそうです。 ![]() 今度は今日のメインイベント、落花生の収穫です。 5月のプログラムの日、黒いマルチにあけた穴に、落花生の種を蒔いていきましたが、いよいよ収穫の時を迎えたのです。 落花生が土の中に出来るなんて知らなかったわ・・・そんな声もあちこちで聞かれます。 茎を持って少しずつ丁寧に引いていくと、土の中からたくさんの落花生が顔を出しました。 土中に伸びた紐のような茎の先に、落花生の実がついています。力任せにいきなり引っ張ってしまうと、土の中に落花生の実が残ったまま、茎だけ引いてしまうことになるので、なかなか力加減が難しかったです。 ![]() 炊きたての新米と、サツマイモ入りの豚汁とともに美味しい昼食を済ませた後、最後に芋掘りをしました。 これも5月に苗を植えつけたものです。 植えつけた時は、本当にこんな苗に芋がなるのかな・・・と疑わしくもありましたが、次から次へと大きなサツマイモが出てきてあちこちで歓声があがりました。 品種はベニアズマ。お昼に食べた豚汁に入っていた芋です。 今日は本当に盛りだくさんな一日でした。 ![]() 癒す力[2010年10月11日(Mon)]
10月11日。今月も2回、馬のピエ太がやって来ることになっています。その1回目は昨日。昨日のピエ太は、馬場から営火場の方へも出て来て、9日から宿泊している外国人の方を背に闊歩しました。
普段から馬に乗る習慣がある外国人の方はさすがにカッコ良かったですが、それ以上にピエ太はカッコ良く見えました。 このピエ太にぞっこんの女の子がいます。 彼女はピエ太に初めて出会ってから、ピエ太のことが大好きになり、それとともに大きな変化が見られるようになりました。 5年生のその女の子には軽度の障害があり、一語文を話すのがやっとでしたが、ピエ太に出会ってからは急激に言葉数が増え、二語文、三語文が聞かれることもあるほどになったそうです。引率の先生が「本当に不思議なくらい・・・」と、喜んでおられました。 ピエ太という名前を覚え、次にピエ太に会える日はいつかということも覚えているようになり、以前は人に手を引かれて歩いていたのが、ピエ太に会う時は自分が引率の先生の手を引っぱって歩くほど・・・。お家でもピエ太のことを話し、ピエ太に会うのを楽しみにするようになりました。 馬による癒しの力の大きさ、すごさを痛感しています。 ![]() 優しいピエ太は女の子に呼びかけます。 「早くおいで」 ![]() 指導員の方に少し手を借りたものの、女の子はピエ太に抱きつくようにして背に乗りこみます。 ![]() 乗馬姿もかなりサマになっています。 ![]() 最初はちょっとコワゴワ・・・。 ![]() でもコワくなかった。 朴さんが準備してくれた美味しいニンジンをピエ太に食べさせてあげることができ、女の子は大喜びです。 今日でまた一段とピエ太のことが好きになりました。 ピエ太もそれが分かっていて、次回来る日の10月23日にも女の子に会えるかな・・・と楽しみにしているようです。 ニンジンを食べさせてもらっているピエ太の顔が微笑んでいるように見えるのは気のせいでしょうか。 ![]() ハーブよ来い[2010年09月25日(Sat)]
9月25日。今月初めから少しずつ整備を始めて来たハーブ花壇予定地。馬場の横の斜面にハーブを植えようという声が上がったのは夏が始まった頃でしたが、ようやくその案を具体化する時が来ました。雑草と笹に覆われていた斜面に植物を植える・・・ということは想像以上に大変なことでした。一番の敵は何と言っても笹の根っこ。土中は根っこだらけで、それを少しずつ掘りながら取り除いていくのはかなり根気がいるものでした。
![]() 整備を始める前の斜面の様子。草と笹で覆われています。 ![]() 次から次へと笹の根は出てきます。すぐに根っこの山が出来ました。 ![]() 根っこを取り除いた斜面。見違えるようになりましたが、実はまだまだ土の中には根っこがたくさん残っているのです。 ![]() 道路側から見た様子。周りに杭を打ち、ロープで囲いをしました。かなり本格的な感じになって来ました。あと少し手を加えてから、腐葉土や石灰を撒き、近日中に種蒔きと苗の植え付けをする予定です。春には美味しいハーブティーなどが楽しめることを夢見ながら・・・・。 皆さんお楽しみに! ![]() 最後のポップコーン[2010年09月20日(Mon)]
9月20日。今日は世間的には3連休の最後の日。野外活動センターの宿泊客もそのほとんどがお昼までに退出され、館内は一気に静かになりました。野外炊事場では、日帰り利用の団体がピザ窯で美味しいピザ作りに成功し、バーベキューを楽しんだり・・・。その団体も引き揚げると、センターは秋の気配が色濃くなった気がしました。
![]() 畑に残っていたポップコーンをすべてもぎ取り、茎も取り除きました。一輪車には積みきれないほどたくさん収穫できホッとしています。雨にも負けず、サルにも負けなかったポップコーンたちです。 ![]() 外側はひからびて汚れている感じでも、中身はほら、ご覧のとおりの黄金色。これをさらに干しておいて種を取り、来年蒔くのです。ここにも命のつながりがあります。今年、このポップコーンの種を蒔いた子どもたちは、来年もこの種を蒔きに来てくれるでしょうか。 ![]() またやられた![2010年09月11日(Sat)]
9月11日。先日からまたもや不良サル軍団による畑の被害が勃発しています。一時期、サルのことが話題に上らなくなったので、もうどこかへ渡って行ってしまったんだろうと思っていましたが、そううまくはいかなかったようです。
昨日、奈良市のとある住宅地で「2匹のサルが庭の柿の木に上って実を食べていたので気をつけてください」という回覧板が回ったとか・・・。関東の方でも町なかでサル騒動があり、噛み付かれる人が続出したというニュースが流れましたが、大柳生のサルは畑に食べるものがたくさんあるので、そこまで凶暴にはなっていないようです。 ![]() 以前初めてサルが入った時に修理をした柵はご覧のとおりグチャグチャにされてしまいました。 ![]() 畑の付近には実だけをきれいに食べたポップコーンのシンとさやの部分があちこちにたくさん落ちていました。それにしても、上手にきれいに食べています。腹が立つのも忘れて感心してしまいました。 ![]() ![]() これはすべて不良サルたちが引き抜いた落花生の苗です。土中では実がかなり大きくなってきていますが、それでもまだまだ成長途中のものも多く、このタイミングで引き抜かれるのは辛いです。落花生は一つずつ殻を剥いて食べなければならないし、一つの実が小さいので やはり効率の良いポップコーンを先に狙ったのかも知れません。 ![]() サルに引き抜かれてしまった苗についていた実です。不揃いの林檎・・・ならぬ不揃いの落花生たち。まだまだこれから大きくなろうとしていた実がたくさんありますね。 ![]() 秋の色やね[2010年09月05日(Sun)]
9月5日。9月に入ってからも連日の猛暑続きで、昨日、郡上八幡では39,1度と今夏(いや、もう秋・・・)一番の暑さだったとか。
そんな中、美しい色が秋を感じさせてくれました。 ![]() ポップコーンづくり用のトウモロコシ。その名もポップコーン。これが本家本元です。スイートコーンとは別の品種です。濃い山吹色で光っています。きれいですよ。 ![]() さらに乾燥させるために風通しの良いところへ吊るしておきます。こうして干しておけば一年でも持つということです。 ![]() 最後のスイカ。カラスやサルにみつからずに残っていましたが、タナ落ちしていました。それでも食べられる程度の甘さでした。スイカの赤は夏の色ですね。 ![]() 稲刈り間近の田んぼです。夕日が当たると黄金色に光ります。秋の色の代表格ですね。 9月18日の農業体験プログラムの中で子どもたちも稲刈りをする予定です。 ![]() ツル返し![2010年09月04日(Sat)]
9月4日。昨日で畑の雑草引きとサツマイモのツル返しが完了しました。と同時に、不良サル軍団にやられて折れてしまったポップコーンも収穫を終えました。一面雑草が生い茂っているだけのように見えた畑は、はっきりサツマイモと落花生が植わっていることがわかるようになっています。
![]() 畝からはみ出して元気よくツルを伸ばしていたサツマイモ。そのはみ出した部分も既にそこで根をはっていましたが、養分が分散されてしまい肝心のところに大きな芋がならないと困るので、はみ出したツルを地面からはがしていきます。 ![]() ツル返しが完了し、畝と畝の間の草刈りも終えました。これから芋がどんどん大きくなっていくことでしょう。収穫は来月の予定です。 ![]() 雑草を引く前の落花生畑。どこに落花生が植わっているのか分かりませんね。 ![]() 落花生もやはり畝からはみ出して伸びていましたが、こちらはツル返しをせず、間の雑草を引いたり刈ったりしていきました。既に実がなり始めていましたが、中には既にモグラやネズミ(?)に食べられているものもありました。落花生(ピーナッツ)が地中に出来るということを知っている人は多いと思いますが、実際に見たことがある人は少ないかも知れませんね。落花生も来月収穫の予定です。実際に見たい人、収穫体験したい人は是非プログラムに参加してください。お問い合わせは奈良市青少年野外活動センター(0742−93−0029)まで。 ![]() 草との闘い[2010年08月31日(Tue)]
8月31日。今日で8月もおしまい。長い夏休みもとうとう終わりですね。 終わらないのは雑草との闘い。農作業をする上において、もっとも大変なのはこれかも知れません。特に無農薬で・・・となると、その大変さは半端じゃなく、ほんのちょっと油断をしているうちに、畑は雑草原へと姿を変えてしまいます。雑草の生命力にはひたすら脱帽です。 ![]() ![]() 草、草、草・・・どう見ても、一面雑草に覆われています。この中にスイカやサツマイモ、落花生が植わっているのですが・・・。養分を取られっぱなしです。 ![]() スイカは採り残していた実が一つだけあったので、それを収穫し、あとは草刈機で雑草とともに刈りました。写真の右手の方にスイカが植わっていました。左手にほんの少しサツマイモの苗が見えます。 div style="text-align: center;"> ![]() きれいに草刈機で刈り込み、サツマイモ畑が姿を現しました。草刈機の威力はすごいのですが、やはり雑草は根こそぎ引き抜かないと、今の時期はまたすぐに伸びてきます。 ![]() 畑横の通路の雑草もきれいに刈りました。歩きやすくなっています。とにかく、これからまだしばらくは雑草との闘いの日々が続くのです。
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