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福祉施設商品仕入れ旅〜岩手編(11)SELPわかたけ [2011年09月07日(Wed)]
宮古の町を車で通ります。



宮古は8.5m以上の高さの津波が襲いかかった地域。
750人以上の死者行方不明者がでてしまったところです。

道路はでこぼこしておりますが、瓦礫の撤去などは進んでいるようですね。

ただ、信号機が動いておりません。
十字路を通る時はとっても怖いです。



SELPわかたけに到着いたしました!



こちらの施設も先日の「ふれあいランド祭り」に出店しておりました!
その時の写真です。



その時の商品がとっても可愛かったんです!
商品のお話が聞きたい!

こんにちわー




うわ!なんですか?このダンボールの山!



「これは本日出荷する商品です」

所長の昆野さんが出迎えてくれました。

え!?こんなに!すごいですねー!

「今は県外への出荷が多いですね。復興支援のイベントで沢山の注文をいただいております」




「沢山の注文をいただき、ありがたく思っております」

「でも岩手の作業所には、注文が沢山入る施設と注文が入らない施設にわかれてしまいました」

そうですか…
復興支援のイベント販売の注文ですと、県外からの注文が多いでしょうから、どうしても賞味期限の長いものが中心になってきちゃいますよね。

「そうですね。あと、小さい施設なんかは宣伝ができませんから」

「なので、こっちからPRをすることにしたんです」



「いきいきフェア実行委員という団体をつくりまして、商品の注文がありましたら、箱の中にメッセージと岩手県の作業所のチラシを入れるんです」

岩手県の作業所のチラシが沢山あります。
施設の紹介もされていて、とてもわかりやすいですね!

「せっかくですので、沢山の作業所に復興支援イベントの注文を受けて欲しいと思っております」

SELPわかたけ製造の商品を受け取ったら、他の作業所のこともわかるってことですね!
あ!注文用紙もついてますね!
良いですね!小さい作業所は今まで宣伝方法などなかったですからね。
これは素敵です!

「あと、他県からの施設からの注文が多いのですが、これを一方通行の打ち上げ花火にはしたくないんです」

「私たちの商品を仕入れてくれた作業所から、今度は私達が商品を仕入れたいんです。お互いに商品を仕入れることによって、施設間交流をしたいと思っております」

わ!それ、凄い素敵ですね!
一方通行の繋がりなんて、もったいないですよね!
せっかくの繋がりですから、私も大切にしたいです!

…そういえば、震災の影響はありましたか?

「グループホームが4軒倒壊いたしました。自宅が流されてしまった方も何名かいらっしゃいます。当時ここが避難所になったのですが、山から水を汲んできて、なんとかしのぎました」

町は瓦礫の撤去が進んでいるようですね。

「瓦礫を片付けて、割れた窓にベニヤを貼って、見た目は綺麗になりましたけど、中は全然ですよ。片付いてない、商店に品物もない。全体的に落ち込んでいるんです。」

「SELPわかたけではタオルに印刷をして、ホテルや警察に卸していたのですが、今は注文まったく無くなりました」

うーん、これは昆野さんの言うとおり、今の復興ブームを打ち上げ花火にしてはいけませんね。
全国の施設と昆野さんの「いきいきフェア実行委員」が連携をして、息のの長い経済活動にしてゆかなくてはいけませんね。

昆野さん!商品を見ても良いですか?



お!可愛い!

「利用者の描いた絵を印刷したんです。可愛いですよね」

凄い可愛いです!購入いたします!





このデザインとっても素敵ですね!

「県立宮古高校で美術を教える溝口昭彦先生にデザインをお願いしたんです」



「これは宮古の特産品、南部ハナマガリ鮭を描いていただきました」

こ、これ、良いですよ!
東京、大阪で人気でますよ!

しゃ、写真撮ってもよいですか!?



ミーンナ!



DE!


カオウヤ!

昆野さん、どうもありがとうございました!
いやー、凄い素敵な方だなあ。
これからどんどん連携してゆきたいです。


さて、今日はこれから久慈市の宿に泊まります。
国道1本で着くから迷わないで行けるけど
一応、カーナビにセットしてみるかな…



なんだこりゃ!
なんで6時間59分かかるの!

福祉施設商品仕入れ旅〜岩手編(10)わーくプラザみやこ [2011年09月07日(Wed)]
岩手県宮古市にあります「わーくプラザみやこ」にやってきました!



9月4日にふれあいランド盛岡で行われた「ふれあいランド祭り」にワークプラザみやこさんも出店しておりました。そこで初めて鮭革製品というのを見たのですが、これが素敵なんですよ。
その日に鮭革のしおりを購入して、今でも愛用しております。
ああ、鮭革製品をつくっているところを見てみたい!

こんにちわー!

「どうぞどうぞ、いらっしゃい」
サービス管理責任者の仲田さんが出迎えてくれました。

早速お話をお伺いします。



震災の影響はありましたか?

「全員無事だったのですが、家族を亡くされた方もおります。今は仮設住宅に住んでおります。ここは通所の施設なのですが、地震の後、この建物で3泊、4泊しましたねえ」

大変でしたねえ…



「ふれあいランド祭り」で初めて鮭革製品に触れたのですが、今まで私がイメージしていたものとはまったく違っていてびっくりしました。

「初めて鮭革製品と聞いた方は、生臭いんじゃない?革が薄いんじゃない?などと心配されることが多いのですが、まったくそんなことはありません。是非、手にとって見てもらいたいですね」

そうですね!
匂いなどはまったくありません。革もすごい厚いですね!

「この革は、宮古特産の南部ハナマガリ鮭の革を使用しています。他の鮭よりも革が厚くてしっかりしているんですよ」



「鮭革製品は、もともとアイヌの人が鮭の革をつかって長靴やベストをつくっていたのが始まりです。今はつくっているところは、ほとんどありませんね」

なぜ鮭革製品をつくろうと思ったのですか?

「もともと施設の婦人会の方が鮭革製品をつくっておりました。それを引き継いだ形で活動しております」



「今では宮古の特産品として根付いております。道の駅やホテル、サービスエリアなどで販売しております」

それは素敵ですね!



「でもこの震災から後、観光客が来なくなり、県内では商品が動かなくなりました」

「問題はそれだけではないんです。もしかしたら今後、鮭革製品がつくれなくなるかもしれないんです」

え?それはどうしてですか?

「去年は鮭が不漁でした。それに加えて、震災で鮭の加工場が被災してしまって…」

それは大変ですね…



「それだけではありません。今年は震災の影響で、鮭の稚魚の放流ができなかったんです。4年後、南部ハナマガリ鮭がどうなっているか…」

…南部ハナマガリ鮭がいなくなってしまうかもしれないんですね…

他の鮭では駄目なのですか?

「北海道にはシロザケ、ギンザケなどがおりますが、この鮭は革がペラペラで鮭革製品には適していないんです。それに、宮古の特産品としていままでやってきたので、宮古の鮭でないと…」



「今、ちょうど作業中です。よかったら見ていかれますか?」

はい!是非!見たいです!



これが鮭革ですかあ!
鮭の形してますね!

「毎年1月に鮭のウロコと身ととるんです。すごい寒い作業ですよ」

うわー大変そうですねえ!



「ウロコと身をとった鮭の革をなめして色つけをしてもらいます。現在14色ございます」



すごい、これだけ色が並ぶと綺麗ですねえ!



「これを手作業で商品にしてゆきます」



「これ、商品を入れる箱なんですけど、なんだったかわかりますか?」

え?なんですか?

「これ、使わなかった襖(ふすま)紙なんです。まあ、ゴミを減らすアイディアですね」

はあー!綺麗で素敵ですねえ!



わー、また買いたくなっちゃた。
このパスケース買いたいです!

「ありがとうございます!」

いやー、この鮭革製品の美しさ、皆さんに知ってもらいたい!



全国の皆さん!
わーくプラザみやこの鮭革製品!
ミーンナDEカオウヤ!

宮古で南部ハナマガリ鮭が沢山とれること、願ってます!
福祉施設商品仕入れ旅〜岩手編(9)岩手県社会福祉協議会 [2011年09月07日(Wed)]
ふれあいランド盛岡にやってまいりました。
この建物の中に岩手県社会福祉協議会があるのです。



職員の千葉さん、小笠原さんにお話をお聞きすることができました。




(写真左が千葉さん、右が小笠原さん)

千葉さんは私が東京阿佐ケ谷で「にぎやかな風」をやっていっていた時に、お店に来てくれたことがあります。
震災後、岩手の様子を知りたくて何度かお電話いたしました。

小笠原さんは今回ミンナDEカオウヤプロジェクトの企画書を岩手県の全施設に送っていただいたり、いろいろ助けてもらっている方です。

…千葉さん、電話をするとよく「避難所に行っている」って言ってましたが?



「そうなんです。震災後から私、ほとんどトラックの運ちゃんでしたね」

トラックの運ちゃん!?

「トラックに物資を積んで、6ヶ月間福祉施設、避難所をずっとまわっておりました。ほとんどトラックにおりましたね」

それはすごい!
今でも行っているんですか?

「今でも行ってます。今はまあ、馬鹿話をしに行くんですよ」

馬鹿話ですか!?

「話しをするだけなんですけどね。それがガス抜きになるんですよ。物資の支援の次は、心のケアが必要になってきます」

なるほど…

「そして、仕事が必要になってきますね」

そうですよね…

「今、陸前高田や釜石市は震災前に比べて人口の2割以上がいなくなってます」

そ、そんなになんですか!

「はい、町に人が減ると、どうしても購買能力が減りますよね」

そうですよね…



「そうそう、千葉さんは岩手県社会福祉協議会の所長になったのよ」と小笠原さん。

そうなんですか!おめでとうございます!

…小笠原さんの前にある商品は何ですか?



「今、岩手県の福祉施設がつくる商品の商品力アップのために、デザインを良くする打ち合わせを進めているの」

おーいいですね!
すごい、どの商品も美味しそうです!

いやあ、いろいろ商品を見てみたいなあ。

「それならば、あびさぁべに行くとよいわ」

あびさぁべ?

「宮古アビリティセンターがつくった授産品を販売するショップよ」

面白そうですね。ぜひ行ってみます!



車で宮古に向かいます。ここから国道一直線で3時間くらいでしょうか。
(もうカーナビ信用してない)



しかし岩手ってきれいですね。
東北の商品を販売しているとよく「岩手の商品大丈夫?」って聞かれるんですけど、
原発からここまで300kmくらい。
原発から東京までは200kmくらいですから
東京のほうが心配したほうがよいんですよね。

東京でそのくらいの感覚の方いるわけですから
もう、関西までいくと福島も宮城も岩手もおんなじイメージの方多いんですよ。
もう、「東北」でしかないんですよね。
「東北が放射能で汚染されている」と。

関西でもそんな感じなわけですから、
海外からみたら「日本が放射能に汚染されてる」って思われちゃうのも、
輸入拒否されちゃうのも、まあ、理解できますよね。

あ、着きました。
「あびさぁべ」です。



すごい大きいお店ですねえ。
しかも温泉施設の敷地内にあります。
これはお客さんいっぱい来ますね!



店内も広い!



お食事コーナーもありました。
ぜひぜひ宮古にお越しの際は「あびさぁべ」によってください!