260516 なごみケーションにゃんこ、電池液漏れ(配線交換)[2026年05月19日(Tue)]
おもちゃ修理工房みやま 5月16日、入院預りとなった
三毛猫 の治療完了報告 (写真提供は、Dr.Toy-zawa より)
【概要】
とても穏やかな良い天気で行楽日和の中、一組のご家族が3世代4人で来院
子どもさんには「電池チェック」を楽しく体験していただいた
症状:新品電池でも全く動かない
治療:昔の電池液漏れ跡あり
ルーターで研磨清掃する
負極配線を伝いSWも腐食
SWを外して接点洗浄し、
配線2本とも交換して完治
退院:5月21日、修理工房みやまにお届け予定
【ドクター体験】
ぬいぐるみ系や育成型おもちゃでは、子どもさんの愛着が強いことが多く、治療するタイミングに注意が必要
ご家族から貰った、とても大切な思い出があるとのこと
根本的に分解点検するには、ぬいぐるみを全て脱皮させる必要があるので、子どもさんの面前での治療を進めて良いか、お客さまと相談する
ここは、体験型おもちゃ病院なので、とりあえずは「電池チェック」をしていただきながら、子どもさんの様子を伺うことに
電池チェッカーの使い方や、電池交換時の注意についてレクチャーしていると、子どもさんも「治療」に興味を示し、おもちゃドクターの治療にも納得が得られた
【スクリーニング検査】
貰いもので、使い方も本来の動き方も分からないらしい
子どもさんが電池チェック済、ドクターは電池金具の目視点検から診察開始
取り急ぎ、電池液漏れ跡のサビ腐食をルーターで研磨し、接点洗浄剤スプレーで清掃してみたが、動く気配なし
当クリニックでは問診で訴えがなくても、実は別の病気が隠れていないか「ふるい分け(スクリーニング)」する、いわゆる基本検査も忘れずに
おもちゃ病院界隈で「イワヤ」と言えば、犬のぬいぐるみの骨折治療が定番だが、この患者さまは 骨らしき感触がない!
初見の患者さまを診察するときは、先ず技術的な情報収集が必要だが、超有名メーカーの製品だけにネット上には多くの情報が飛び交う
その中から有用な情報をドンピシャで検索する 情報リテラシーも、ドクターの治療技術のうち
(最近は 画像検索や AIモード検索などのツールも活用している)
【精密検査】
入院して慎重に治療を続けることになったが、外来診療の待ち時間の合間にも治療を続行
電池ケースに取り付けられたPTC(自己回復ヒューズ)は、切れていない
そうなると次は電源ラインを点検、マイナス配線は要交換と診断
さらに、電源スイッチも動きが固く、ON側でも導通が確認できない

