2023年末、えきステーション、各部破損で再入院
[2024年01月01日(Mon)]
昨年11月末、やまのい診療所にて預り入院の常連さんたち、4点とも再入院。
えき (再入院)
症状:駅舎くんの親指が折れた
プラットホームの角が破損
治療:白いプラ板で親指を復元後、
押しボタン摺動部にグリス塗布
ホームの角は薄いプラ板を貼り
瞬間接着剤と重曹で肉盛り整形
退院:1月9日、やまのい診療所にお届け予定
以下、詳しい診療状況を(写真多めで)報告する。
|
2023年末、えきステーション、各部破損で再入院
昨年11月末、やまのい診療所にて預り入院の常連さんたち、4点とも再入院。 えき (再入院) 症状:駅舎くんの親指が折れた プラットホームの角が破損 治療:白いプラ板で親指を復元後、 押しボタン摺動部にグリス塗布 ホームの角は薄いプラ板を貼り 瞬間接着剤と重曹で肉盛り整形 退院:1月9日、やまのい診療所にお届け予定 以下、詳しい診療状況を(写真多めで)報告する。
230623 プラレール踏切警報機、自作基板で改造(R8C電子オルゴール)
おもちゃクリニックゆりかご「やまのい診療所」、育児支援施設から預り入院の重症患者、今回は故障した基板に代えて、R8C電子オルゴールの自作基板で換装する。 【初診状況】 プラレール踏切警報機(2023 診療状況一覧 より) 症状:警報音が鳴らない、光らない 治療:電池液漏れが酷く、配線や基板まで浸潤 基板にまでサビ腐食で重症 本来の姿ではないが、楽しく遊べるように 基板を自作して換装する方針で、調査中 退院:長期入院は必須、しばらくお待ちください 電池液漏れ跡がひどく、相当重症 多分、長らく放置されていた様子 ウラから分解点検、2001年製の基板 LED点滅と圧電ブザーを鳴らすもの 電池BOXからの液漏れが配線伝いに 基板まで浸潤、サビ腐食が進んでいた 液漏れ後も放置された様子 22年間、お疲れさまでした 踏切レールの下にも、リーフSWあり 左側が変形して、常にオン状態だった 【基板回路】 COB(チップオンボードIC)もなく、全部ディスクリート部品 LED点滅と圧電ブザーだけにしては、そもそも大げさな基板だが、、、 一見、キレイに見えるが、残念ながら復活には至らず。 元々の電子ブザー音とLED点滅だけのために、この基板の回路解析する気にならない。 【周辺回路】 警報切換えレバーは、OFF/AUTO/ONの3ポジション方式 園長先生や他先生方も、22年前の機能は分からないとのこと 3ポジションSWの仕組みを、分解点検 大きな金属板によるスライド接点である 警報ランプからの配線は、赤2本と黒2本 青レール下のリーフSW、左側の変形を元の形状に戻して観察 遮断機バーを手で下ろしたり、列車が通過したときに接点オン 左右どちらかでもオンになると、トリガ信号が得られる仕様 列車3両の通過で「ON」3秒弱、「HI」では2秒弱の信号 簡易DSOで波形を見る限り、きれいな矩形波 大きなチャタリングや波形訛りは見られない
221118 リサイクルのプラレールの再入院(ギヤ割れ、電池規格違い)
【リサイクルのプラレール】 6月の「梅雨入り前の総点検」で台車だけの動力車に、中古新幹線の車両カバーをかぶせて1台のプラレールにリサイクルしたが、先日、「動かなくなった」との連絡あり リサイクルのプラレールの治療は、これで完了なのだが、 今回は再生品ならではの取扱注意事項があるので、以下の続きもご覧あれ。
220628 プラレール総点検(その2)限定車両は大人気
6月28日、今回も能生保育園から、さらに別のプラレール総点検を依頼され、第2ステージに突入している プラレール総点検(その2)アドバンス治療は、コチラ 限定車両の モノレールは 大手術が必要 東京ディズニーリゾートを一周するモノレール「ディズニーリゾートライン」を走行するのがリゾートライナーだが、期間限定で特別仕様にラッピングされた車両が走ることがある おもちゃの「リゾートライナー」も、同じ期間中に限定車両モデルが現地でのみ販売されるので、貴重な存在である 今回の患者さまは ディズニーリゾート 25周年を記念して(2008年4月10日〜2009年4月14日)運行された限定車両のおもちゃだが、思わぬ大手術が必要となった 手前は限定販売のモノレール、走らない、鳴らない レールとホルダーは東京モノレールと共用できる 【治療方針】 両側の車体に、動力用の単2電池が各1本 真ん中車体に、音声用コイン電池1個入り モノレール初期型は連結器内に渡り配線あり 動力用と音声用は、別々の電源となっている 繰返しでの屈曲に加え、老朽劣化での断線 こうなれば、全ての配線を新品に更新する 動力車の最終段のピニオンギヤ割れを発見 ギヤボックス内も同様の事態が予想される 電池液漏れ腐食で、負電極は弾力性なし 2か所ともリン青銅板で代替部品を作る
220628 プラレール総点検(その2)アドバンスは液漏れ
宝物のプラレールをいただいて 実は、能生保育園のプラレール総点検には、こんな理由があった 「園長先生の息子さんから、小さいときに宝物にしていたプラレールを、保育園の子どもたちにたくさんいただきました。 園のプラレールと一緒にして、大々的に遊戯場で遊びたいと考えています!」とのこと 6月中旬、能生保育園さんからプラレール総点検を依頼され、当クリニックの総力を挙げて集中治療の結果、6月末までに全て退院完了した 6月28日、最後の「踏切2台」をお届け退院して、ホッとする間もなく、さらに別のプラレールの総点検を依頼され、第2ステージに突入 【アドバンス】 プラレールアドバンスは、従来のプラレールで使われる単線レールを複線として使用し走行する 4両編成が基本で、単4電池1本の動力車が編成の中間に組み込まれ、スイッチ切り替えで前進・後進ができるもの 4両×4編成のうち動力車は、4台とも電池容量不足、うち2台は電池液漏れがひどく負電極板が折れかけていたが、リン青銅板で作った代替部品に交換し、走りが復活! プラレールアドバンスが4編成 走らない、連結器が外れやすい 動力車は4台とも、電池容量不足 2台は液漏れで電極折損、要交換 連結器の変形を、加熱して原形復元 ヒビ割れには、重曹+接着剤で補強 灰色レールはアドバンス専用レール 青色の標準レールとも接続ができる 【動力車】 動かなかった動力車、ギヤボックス分解清掃 車体屋根のスイッチ表示を、変速なしに変更 コチラは、コロガシて遊べることを確認 屋根なし新幹線は、在庫から屋根を探す 屋根なし新幹線のギヤボックス分解整備 ピニオンギヤ割れ、モーター故障を交換
220616 プラレール総点検(踏切)遮断機の破損、紛失
地域密着型 を目指して訪問 6月16日、能生保育園さんからプラレールの一斉点検を依頼された 当クリニックの総力を挙げて集中治療、動力車など主要なものは 残る踏切2台を除き、先週までに退院済→ コチラ を参照 プラレールの踏切、遮断機が破損してしまった 2022年6月16日、能生保育園から預り入院 A)折れかけた遮断機、接着剤で肉盛り補修 B)上下動を伝えるロッド破損・紛失したが もう片方から型取りし、造形補修して復元 手近で安価な日用品から、代用品を作る 遮断機は、クリーニングのハンガーから
220616 保育園のプラレールを総点検
220608 駅ホームのレール破損 代替レールに敷設替え
プラレールの駅ホーム レールが破損
220604 サウンド きかんしゃトーマス 2台
| 次へ
|