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おもちゃ修理「電子カルテ」
このブログは、個人的な おもちゃ修理の備忘録
見習い研修医から現在までの歩みを、電子データで公開
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260613 トイラジコンカー、駆動輪の破損(送信機の整備から)[2026年06月24日(Wed)]

おもちゃ修理工房みやま 6月13日
偶然か、入院預り2点とも トイラジコン(もう1台は 2.4GHzの 乗用ランボルギーニ)だった

これは、27MHzラジコンカー Jozen ダートマックス 使用4年
260613_MIYAMA_nyuuin (3).JPEG

ダートマックスは、タフさ を売りにしている
が、メーカーも想定外の破壊力にビックリ!
260703_Jozen_27MHz (1).JPEG


【初診概要】

症状:後輪軸ごと外れ激しく破損
 完全回復までは求めていない
治療:まず送信機も接触不良あり
 車体の後輪軸部の取付けは
 困難を極めるとこが予想される
 本日は時間切れ、入院希望
退院:預り入院扱いで分解点検する
 修理不能も含めて、後日連絡する

メーカーの YouTUBE動画ではタフさが売り ではあるが、、
====================
1/18スケール「ダートマックス トヨタ ハイラックス レボ TRD AXCR 2019」
オフロード対応の赤いボディが特徴の 27MHz R/Cカー
防塵・生活防水仕様になっており、水たまりの走行や汚れた後の水洗いも可能なタフな仕様
前後サスペンションを搭載しており、凸凹道でも安定した走行が楽しめる
High/Lowの速度切り替え機能があり、登坂能力は約45度を誇る

====================

以下、長期入院中の治療状況を 2回に分けて順番に報告する


【送信機の整備】

見た目にも、車体側の後輪サスペンション機構と駆動輪が激しく破損しているが、おもちゃ修理においては、先ずは送信側(コントローラー)から点検整備を行うのが、この界隈のセオリー

操作レバーがタクトSWを押して接点オンする構造
260622_Jozen 27MHz (1).JPEG

タクトSWのスキ間から接点復活剤をスプレーして安定動作を確保
27.145MHzクリスタル搭載、インダクタの1つはスルーホール部品が使われている
電源ラインは健全、アンテナは基板と共にケースにネジ止め固定され導通は確認済

キャリア発振、変調や増幅などRF回路はチップ部品多用
260622_Jozen 27MHz (2).JPEG

エンコーダーは8ピンの TX-2A、27MHzでは前後左右の入違いはなし
260622_Jozen 27MHz (3).JPEG

【参考情報】

・送信アンテナ

Jozen ダートマックス 27MHzの送信アンテナは、ビニール被覆の柔軟な材質。おそらく内部は、ローディングコイルが螺旋状に巻いてある正統派

DAISO 青いジープ 40MHzの送信アンテナは、ステンレス線のストレートアンテナで 25cm長

私の自作 40MHz送信機のアンテナは、単なるビニール被覆線 20cm長で、最も貧弱

260424_TX2_40MHz (2).JPEG

・スペアナもどき

先進おもちゃ病院で紹介されていたスペアナもどき技術情報に興味を惹かれ、自分でも実際にやってみたら目に見えない電波を捉えて、PC画面と音声で素人目にも分かりやすく表示させることが出来た。これなら新人ドクターでも理解が簡単

・正常な電波状態

市販の送信機を使って、正常な電波の基準データとして、動画に保存して備忘録とする

 AMで受信、
 RF Gain=17.9dB AGCは必ずオフ、
 Speed最速、
 帯域幅15~20kHz、
 Zoom=3/10 Contrast=7/10


(参照)27MHzのリファレンスは、コチラ


(参照)40MHzのリファレンスは、コチラ


Deviceで RTL-SDR (RTL2832U)、Sampling Modeを Quadrature sampling、に設定済
ゲイン調整のスライダーを手動で動かし、送信スイッチを押したときにノイズ床(全体のベースライン)がボコッと跳ね上がらない程度に(最大値よりも)低めのゲインに抑えておく
ウォーターフォールの速度を最高速にすることで、パルスの隙間が見えるようになる
PCのスピーカーから「ブ・・・」と言った変調音が聞こえるので、この音声データを別のサウンド編集ソフト(サウンドエンジンなど)に録音しておけば、TX-2/RX-2プロトコルの解析も可能


・自作送信機の検証

なお、動画には保存していないが、自作 40MHz おにぎりケース型の送信機も、同様に観測
基本波と2次高調波では、明らかに市販品の出力レベル以下であることが確認できた
3次高調波では市販品と同等レベル(ちょっと予想外)、やはり 出力抑制しておいて正解

アンテナのインピーダンス・マッチング対策でインダクタの性能やコンデンサの接地位置などを変えてみて、果たしてどうなるのか?
このような微調整では、このスペアナ画面を見ながら、もう少し追い込むことが出来そうだ
この辺が アナログ回路の極み でしょう、遅々として進まないが、それが楽しみでもある


この記事のURL
https://blog.canpan.info/charts/archive/515
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