260123 tinyAVR電子オルゴールで3和音演奏[2026年01月23日(Fri)]
【元気回復】
先月入院の、キティちゃんスーパーのレジ、マイコン換装の
診療状況を、SNSにも投稿して、ひと段落
(Facebook、X(旧ツイッター)、Instagram)
年始から夢中で取り組んだので、燃え尽き症候群だったが、退院後にお客さまから感謝のメッセージをいただき、お陰で、おもちゃドクターも元気を取り戻して活動再開
気分転換に、電子オルゴールの新曲を採譜してリフレッシュ、10年ほど前からのマイ・ライフワーク
2026年シーズンは、「卒園・卒業」というテーマで選曲を考えているが、今どきの卒業ソングは?
私の時代は「蛍の光」か「仰げば尊し」だったが、皆さんは、どんな曲を連想されますか?
私は今回、意表を突く J-POP人気曲 に挑戦
選んだ曲目は、Kiroro 「未来へ」(←クリックで動画にリンク)
母親から独り立ちする娘の気持ちを歌った人気曲(子ども向けではないが、たまには良いでしょう)
山口百恵の「いい日、旅立ち」もそうだが、広い意味での「卒業」ソングとも言えるのでは
【楽曲試聴】 tinyAVRで3和音演奏を試聴
昨年11月頃からひたすら原曲を聞き込み、テスト環境での試聴・改良を繰り返しながら
新曲データ「未来へ」が完成
歌の1番と2番で 音符の譜割が異なる が、こんな有名な人気曲では、勝手に音符はいじれない
ファイルサイズが大きくなるが、前半Aメロは、リピートを使わずにベタに音符データを並べた
曲全体の長さは4分50秒の大作だが、「FUYUNOSEIZA3」と2曲でビルド成功し、試聴結果も良好
パート2には穏やかなオブリガートを入れて、3和音にふさわしい演奏になったと自画自賛
PART0=主メロディ+間奏メロディ
PART1=伴奏アルペジオ
PART2=副メロディ+装飾メロディ
消費電流は、ブレーキ出力、SWのみ実装で、稼働時 35mA、スリープ待機時 1.2μAと超省電力
CVDも実装すると、待機時 35μAという実測結果
【tinyAVR電子オルゴール】
・電子オルゴール は売れっ子?
私が愛用する つつじが丘おもちゃ病院の電子オルゴール は、音楽表現の自由度が高く、しかも、新旧マイコンに対応している
新曲データを採譜するときは、今まで R8C/M11A で音質判断をしていたが、既に販売終了
今回から、代えて tinyAVRマイコン での3和音演奏を最低限の音質基準とする
16MHz動作の tinyAVR で曲データを作っておけば、他マイコンでは間違いなく高音質で演奏できるはず
・テスト環境の再構築
当方の AVR環境 は1年以上のブランクがあったので、開発者のブログから 最新版の tinyAVR電子オルゴール をダウンロードして再構築
Flashサイズが 16KBの ATtiny1614 を使って、テスト用プロジェクトと評価基板を作成
Flashサイズが 8KBの ATtiny816 でも、「未来へ」1曲のみ実装でビルド成功確認済
テスト環境でデバグ情報が必要なとき
スライドSW を DBG側に 切り替えて
シングル出力で実装することもできる
部品配置図は表裏を並べて慎重に作業
14ピン DIP変換基板の下にも部品配置
既存 ICソケットを中心で切り、幅確保
SWとLEDも基板に実装、CVDはピンヘッダの予定
小サイズのスピーカで試聴し厳しく音質チェック
20ピンの tiny816 でも回路図を描いておく
SPI音声や SW数の増設などへの応用が容易
・ダウンロード
テスト用プロジェクト、回路図や新曲データの追加差分ファイルは、当方の共有フォルダで公開する
これをダウンロード・解凍後、再構築した 最新版のAVR開発環境 に、追加更新してお使い願いたい
14ピンで 3和音オルゴール のプロジェクトディレクトリは
\orgel_SW_1614_test
根のソースコードはプロジェクトディレクトリの main.c
20ピンで 3和音オルゴール のプロジェクトディレクトリは
\orgel_SW_816_test
根のソースコードはプロジェクトディレクトリの main.c
・tinyAVRプログラマー
正直なところ、AVRへの書込みは1年以上もやってなかったので心配だったが、書込み器には安価な USBシリアル変換器+接続基板の HVP初号機 を使って、無事に成功!
AVRマイコンで懸案の ヒューズ設定 も、用意されている fuse ファイルを書き込み、16MHz動作と GPIOモード設定が完了
書込みソフトも含めて、開発者のブログの 「AVR事始め」 で詳しく解説されている、ご参照あれ
私が今回使用したものは、下記のとおり
(必読記事)tinyAVRプログラマー は、コチラ
(参照)tinyAVRプログラマー(GUI操作画面) は、コチラ
書込みソフトの AVRdude 用の fuse ファイルは、tinyAVR電子オルゴールのプロジェクトロケーションに置かれている AVRDUDEfuse16MHz.hex を使った
・Yurikagoプロジェクト(PIC電子オルゴール)にも対応
PIC電子オルゴールは、開発者のブログではコストパフォーマンスやメンテ性の悪さから、今後の機能改善は打ち止めとなって久しいが、購入済のデバイスが不良在庫になってしまわぬよう、開発者のご配慮により新曲データは逐次に追加され、現状機能でのサポートは継続されていることをお知らせしたい
アセンブラ記述の PIC電子オルゴールでは、上記の tinyAVR より高性能で3和音演奏も可能なので、今回の新曲データは、Yurikagoプロジェクトにも追加更新して、当方の共有フォルダで公開する

