230414 キャラクター音声目覚し時計(PICマイコン換装)
[2023年04月14日(Fri)]
221231 レトロ時計の目覚し機能再現(orgel 7_4対応)
というタイトルで、昨年末に公開する予定だったが、、、。
【経緯】
昨年末、中古のキャラクター時計を入手して、それらの修理にハマった。
私が愛用する、PIC電子オルゴール で同等機能を再現する自己研修。
【カスタマイズ】
年末までにブログでも情報発信の予定が、SWの入力論理に対応するカスタマイズが大幅に遅れ、4月末になってしまった。(ご指導いただいた開発者に感謝)
某ビールメーカーの景品の時計、CM女優は○○京香さん
音声基板に電池2本、時計ムーブメントには電池1本で給電
マイナス電極が両基板の共通GND、アラーム接点は独立していて
目覚し時刻で接点が閉じると、3Vが出力されスライドSW中点へ
音声基板は最初は負論理入力と見ていたが、実は正論理だった
PIC換装基板を正論理入力で作り直し、電池BOXに貼付け
CVDタッチセンスは銅板とスズメッキ線で、ケースに増設
短いタッチで音声選択、長いタッチで目覚し音声決定する
やはり電池2本、コチラは本当にアラーム接点が電源SWだった
目覚し音声再生は、モーター駆動のベル鳴動との切り替えが可能
20×25mmの音声基板、シルク印刷で配線接続も判明
アラーム接点はVPPに接続し、隣のVDD端子にも給電
PICマイコンで換装して、CVDタッチセンスの音声選択を追加
常時VDD接続で、アラームがオフ時でも音声選択を可能とする
音声基板に電池2本、時計ムーブメントには電池1本で給電
マイナス電極が両基板の共通GND、アラーム接点は独立していて
目覚し時刻で接点が閉じると、3Vが出力されスライドSW中点へ
音声基板は最初は負論理入力と見ていたが、実は正論理だった
PIC換装基板を正論理入力で作り直し、電池BOXに貼付け
CVDタッチセンスは銅板とスズメッキ線で、ケースに増設
短いタッチで音声選択、長いタッチで目覚し音声決定する
やはり電池2本、コチラは本当にアラーム接点が電源SWだった
目覚し音声再生は、モーター駆動のベル鳴動との切り替えが可能
20×25mmの音声基板、シルク印刷で配線接続も判明
アラーム接点はVPPに接続し、隣のVDD端子にも給電
PICマイコンで換装して、CVDタッチセンスの音声選択を追加
常時VDD接続で、アラームがオフ時でも音声選択を可能とする
【動作確認】
PIC12F1822 を使ったプロジェクトで実際の時計を改造して動作確認
代表して、妖怪ジバニャンを紹介する
長いタッチで音声再生を停止させる
→これで、目覚し音声が決定される
【ダウンロード】
前バージョン orgel 7_4 から、ファイル構成が「1機能1ソース」で設計され、他デバイスやLFタイプへの横展開が、短時間で作業できるようになった。
orgel ver6_3 で、私があれほど苦労したレトロ時計の目覚し機能再現が、この orgel 7_4 では簡単に実装できて、自身もビックリ。
廉価デバイスに横展開したプロジェクトは、共有フォルダに圧縮保存し公開している。
各デバイスの手持ち在庫や調達単価により、その時点で最適なものを選択。
プログラム容量により、実装できるオルゴール曲数が異なることにも留意。
(2023/4/13、12F1822では、SW入力が正論理のサンプルを追加)
Alarm_1752_SW.x (SPI音声再生、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_LF1752_SW.x
Alarm_1705_SW.x (オルゴール 16曲、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_LF1705_SW.x
Alarm_1822_SW.x (SPI音声再生、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_SW_1822.x (同上、SW入力が正論理のサンプル)
Alarm_LF1822_SW.x
Alarm_1840_SW.x (オルゴール5曲、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_LF1840_SW.x
Alarm_15325_SW.x (SPI音声再生、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_LF15325_SW.x
Alarm_18326_SW.x (オルゴール 22曲、ブレーキ出力、音量 50%)
Alarm_LF18326_SW.x
【新バージョンへの移行】
何しろ勉強不足で失敗続き、私のカスタマイズ作業がもたついている間に、開発者から PIC電子オルゴール ver7_5 がリリースされた。
バージョンアップの内容については、開発者のブログ記事をご覧いただきたいが、目玉は転調と音源等波形の動的変更で、演奏表現力が大きく向上した。
orgel 7_4 とアプリ記述部分の互換性は確認済とのこと、私の技術研修の成果も全て移行はできるが、横展開が簡単になったので「目覚し機能」のサンプルとして一つだけ、新バージョンに移行。
開発者のご本家から分家した、yurikagoプロジェクトに同梱して公開済。
必要なら、新バージョンの中で他デバイスやLFに横展開すれば足りる。
【オマケ付き】
12種類の目覚し音声のセリフは、技術研修のために取りあえず現物の時計やネット動画から適当なものを寄せ集めた。
これで、毎月、違う音声で起こしてもらえる!(餃子のCMソングは、オマケ)
余談だが、オリジナルの音声基板は、今回は技術研修のため取り外したのだが、単独でも動作するように細工する。
電源とスピーカを接続するとちゃんと音が出ることを確認し、小さな四角いプラケース内に薄型スピーカと一緒に収めて、リサイクルおもちゃとして再生。