220914 TDS 地球儀と黄色い潜水艦(電池液漏れ修理)
「ひまわり診療所」から FAXで診察予約あり
9月14日、2点を受付のうちの一つ
【問診】
受付場所は「ひまわり診療所」=ひまわり保育園さん、随時受付中
その都度お取次ぎいただく 保育園の先生に感謝 申し上げる
今回も、正式診察申込書をそのまま、当クリニックあてにFAX送信
おもちゃ名:東京ディズニーシー地球儀
使用年数:20年
症状:全く動かない、音が出ない
修理限度額:500円
本来の動き:透明の台に地球儀を乗せ、地球儀に潜水艦を乗せると
音楽と共に潜水艦が地球儀のまわりを動き出す
(特にスイッチはなく、載せると動き出します)
おもちゃドクターは、お客さまに予約確認の連絡(今回、SMS送信)
折返し返信あり予約完了、念のためメールで問診できることも確認済
実際のおもちゃを診察する前に、できるだけ予備知識を集めておく
ネットで情報収集、先進おもちゃ病院で似たような診療記録を発見
【検査】
透明の台座内の金属球で、回転を円滑化
地球儀内の黒いユニットが中で回転する

内部ユニットは、地球儀の中で回転するが
重りの反作用で、地球儀の方が回る仕掛け

重りと対称位置に磁石スイッチがあり
潜水艦を置くとスイッチ・オンとなる

ギヤが老朽化して、ヒビが入ってきている
こちらのギヤは、今回はそっとしておこう

地球儀内の黒いユニットが中で回転する

内部ユニットは、地球儀の中で回転するが
重りの反作用で、地球儀の方が回る仕掛け

重りと対称位置に磁石スイッチがあり
潜水艦を置くとスイッチ・オンとなる

ギヤが老朽化して、ヒビが入ってきている
こちらのギヤは、今回はそっとしておこう

【治療】
電池液漏れによるリード線の断線が原因で、配線2本を新品に交換して音が出た。
ギヤは老朽化でヒビ割れが入ってきたが、何とか動きも取り戻すことができた。
中心軸ギヤ抜きに難儀、多少強引に作業
先折れペンチでコジて、自作治具で外す

電池液漏れが配線に浸潤して、断線
2本とも新品に交換し、電源が復旧

治療過程で、ギヤの根元がヒビ割れ
ステンレス線で締めてから接着固定

先折れペンチでコジて、自作治具で外す

電池液漏れが配線に浸潤して、断線
2本とも新品に交換し、電源が復旧

治療過程で、ギヤの根元がヒビ割れ
ステンレス線で締めてから接着固定

【動作確認】
【お願い】
治療したドクターからのお願い(アドバイス)
電池が弱ってきたら、早めに交換願います。
自然放電すると、電池液漏れが再発します。
ギヤが老朽化して、ヒビが入ってきています。
中心軸ギヤのヒビは、ステンレス線で固定済。
他のギヤは、今回はそっとしておきましたので、
ご承知おき願います。