10 乗用パジェロ 診療記録(その1)[2020年02月22日(Sat)]
10 乗用パジェロ 全く動かない
「まちや病院・冬」で入院した中で 最後の 患者さま。先進医療 で完治しました。
前半(その1)、後半(その2)と、連続の投稿で報告しますので、お楽しみに!
受付時の問診では、親せきから譲り受けた(お下がり)なので、
使用年数は不明、バッテリ交換したことがあるのかも不明、
せっかく貰ったものなので、ぜひ使い続けたい、とのこと。

ヘッドライトのシール下に隠しネジを発見すれば、分解は容易。
ハンドルと方向軸を上下に抜き取り順番にネジを外していき、
配線に注意して車体を持ち上げると、内部を見ることが出来ます。

ハンドル部の黄色い鳴りものは、電池液漏れで大変な状態。
電極や基板面の緑青サビも研磨清掃、電池交換で復活しました。

同時入院のスクーターと記念写真、バッテリーに注目です。
左の本機は CSB純正バッテリーで電圧6V以上が確認できました。
右のスクーターでは、YUASA純正バッテリーが電圧ゼロで残念。

バッテリー周辺のサビ具合から、昔の電解液が原因かも知れません。
幸い内部の電気系統は問題なく、モーターも回ります。

フットペダルやスイッチコネクタ部を点検、接点保護剤をスプレー。
モーターの平型端子が破損したため、このあと直接半田付けしました。

使用年数は不明、バッテリ交換したことがあるのかも不明、
せっかく貰ったものなので、ぜひ使い続けたい、とのこと。

ヘッドライトのシール下に隠しネジを発見すれば、分解は容易。
ハンドルと方向軸を上下に抜き取り順番にネジを外していき、
配線に注意して車体を持ち上げると、内部を見ることが出来ます。

ハンドル部の黄色い鳴りものは、電池液漏れで大変な状態。
電極や基板面の緑青サビも研磨清掃、電池交換で復活しました。

同時入院のスクーターと記念写真、バッテリーに注目です。
左の本機は CSB純正バッテリーで電圧6V以上が確認できました。
右のスクーターでは、YUASA純正バッテリーが電圧ゼロで残念。

バッテリー周辺のサビ具合から、昔の電解液が原因かも知れません。
幸い内部の電気系統は問題なく、モーターも回ります。

フットペダルやスイッチコネクタ部を点検、接点保護剤をスプレー。
モーターの平型端子が破損したため、このあと直接半田付けしました。

進行方向を決めるタイヤ外周のゴムが、影も形もありません。
代用品をホームセンターで物色、排水用の塩ビ管で代用します。

VU75排水管(外径89mm、3mm厚)の端切れを、9mm幅で輪切り、
内周にゴムベルトを、2巻半回してガタつかないように工夫しました。

なるべく身近で安価な材料を探し、同等の機能を確保するのが、
おもちゃドクター流で面白いところ。今回は上手く行きました。

代用品をホームセンターで物色、排水用の塩ビ管で代用します。

VU75排水管(外径89mm、3mm厚)の端切れを、9mm幅で輪切り、
内周にゴムベルトを、2巻半回してガタつかないように工夫しました。

なるべく身近で安価な材料を探し、同等の機能を確保するのが、
おもちゃドクター流で面白いところ。今回は上手く行きました。

2020「まちや病院・冬」については、→ 「ゆりかご日記」ブログ参照。
2020年の 診療状況一覧 は、→ コチラ です。
Posted by ToyDr.わたなべ at 00:00 | O 三輪、四輪乗用おもちゃ | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)