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ゆりかご日記
190721 乗用4輪車 クラクションが鳴らない [2019年07月21日(Sun)]
190721乗用4輪_00.jpg
2018年5月26日、ひまわり病院を巡回した際に初診、2台の乗用4輪車は、動くときにガタガタするという訴えですが・・・、

この振動音は構造的な問題で(ゴムタイヤではないので)、仕方ありませんでした。

さらに、ToyDr.わたなべ が最も気になったのは、
クラクションが鳴らない症状。

ハンドルを外してクラクションを分解点検すると、
蛇腹のフイゴ、真ん中はの差込み穴ですが、
190721乗用4輪_02.jpg

何と、あるべきが抜け落ちて、穴の中は空っぽ!
蛇腹を押しても引いても、スースーするだけ。
190721乗用4輪_04.jpg

もう1台の方も分解して、並べてみましょう。
左は空っぽ、右は中心部に黒いが見えます。
190721乗用4輪_06.jpg

取付穴の内径、7.8mm。同寸法で別のを探します。
適当なが無ければ、手作りも辞さず、宿題とします。
190721乗用4輪_08.jpg

190721乗用4輪_10.jpg
1年間も治療中断していて、申し訳ございませんでした。

あれから、プラスチックのストローなどでを試作してみましたが、ことごとく失敗。
強く吹くと音が出ますが、息を吸うと鳴らないのです。
(考えあぐねていると、あっという間に時間が経過します。)

そこで方針転換、百均でニコちゃんハンマーは200円ほど。
今回は技術研修も兼ねて、このハンマーからを取出します。


後頭部から切り目を入れて強引に解体、
190721乗用4輪_12.jpg 190721乗用4輪_14.jpg

片側のハンマー部を切断して中のを取出して、
これを手作りの参考にと、じっくり観察します。
190721乗用4輪_18.jpg

薄いポリフィルムで作られたは、感心させられます。
吹いても吸っても、どちらも鳴るように工夫されています。
190721乗用4輪_20.jpg

今回は、このクラクションに再利用することとします。
取出した部品を、熱縮チューブで外径7.9mmに調整して挿入。
190721乗用4輪_28.jpg


全国には「犬のぬいぐるみ」鳴き声の復活に「笛」を自作する先輩Dr.もおられます。
当方でも、引き続き技術研修に努め、迅速治療ができるように心掛けます。

今回は、治療が遅くなったことをお詫びし、
次回以降の反省と致します。


2019年7月21日、ひまわり病院を臨時訪問。
初診から1年後、宿題のクラクションがようやく復活。
190721乗用4輪_12.JPG


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