190529 NEWことばずかんDX チップ部品で再手術
[2019年05月29日(Wed)]
アンパンマン NEW ことばずかんDXは、1年半前のひまわり病院で修理不能と判断し、代替品と交換で寄付していただいたもの。
2019年4月、同じ種類の患者さまが入院したので、2台並べて(見比べながら)治療する機会を得て、(1年半前の)このタッチペンは、本日、完治しました!
以下、おもちゃクリニック ゆりかご 初の、チップ部品換装による手術成功の記録です。
英語モードは、絵本の中ではちゃんとお話ししてくれます。
発音は、ネイティブそのもの。これは、大人も勉強になる。
このような人気商品は、全国に治療記録が多くあります。
今回は特に、技術志向の先輩おもちゃドクターのブログが、大変参考になりました。
ラジオペンチ - おしゃべりいっぱい ことばずかんDX
名張市つつじが丘おもちゃ病院 - 「ことばずかん」
ちなみに、治療前後の各部電圧を比較してみた。
左から、測定位置・治療前電圧・治療後電圧・備考。
・基板上のテストポイント
TP1 3.6V = 3.6V
TP2 0V = 0V
TP3 0V → 3.2V
TP4 0V → 3.2V
TP5 0V = 0V
TP6 0V → 3.4V
TP7 0V → 3.1V
TP8 3.3V → 3.2V
TP9 1.1V = 1.1V
TP10 0V = 0V テストリード接触で動作STOP、離すとリセットされる。
TP11 3.1V = 3.1V テストリード接触で動作STOP、離すとリセットされる。
TP12 1.4V = 1.4V
TP13 3.2V = 3.2V
TP14 3.2V = 3.2V
・16MHzクリスタルの端子
水晶Y1 0V → 1.5V
反対足 0V → 1.8V
・センサーコネクタのうち、
9番 0V → 2.7V
10番 0V → 2.6V
11番 0V = 0V
12番 3.6V = 3.6V
以上です。
2019年4月、同じ種類の患者さまが入院したので、2台並べて(見比べながら)治療する機会を得て、(1年半前の)このタッチペンは、本日、完治しました!
以下、おもちゃクリニック ゆりかご 初の、チップ部品換装による手術成功の記録です。
(画像クリックで拡大表示します)
チップ抵抗は 1年半の間にサビ付き、R12=136Ω、R13=58Ωと高い値を示していた。
正常値は 8.2Ω。できるだけ正常値に近づけたい。
まず、R12の周囲に耐熱マスキングテープを貼る。
温度調整付き半田ゴテで、平コテを320度にセット、
溶かしたハンダで部品を覆い包んでドブ漬けにしながら、
コテ先で部品を「クイッ」とズラして取り外す。
本来、8.2Ω のところ、手持ちが無いので 10Ω 抵抗を仮付け、
この状態で動作テストしたが、反応なし。
R13 も同様、10Ω 抵抗を仮付けして再テスト。
すると今度は、絵本に反応して音声が出た。
これで故障原因はチップ抵抗の腐食と判明。
赤外線LEDをケータイのカメラから目視、2個とも明るい発光を確認。
2個の抵抗を仮付けのまま、絵本タッチの反応も良好である。
チップ抵抗は 1年半の間にサビ付き、R12=136Ω、R13=58Ωと高い値を示していた。
正常値は 8.2Ω。できるだけ正常値に近づけたい。
まず、R12の周囲に耐熱マスキングテープを貼る。
温度調整付き半田ゴテで、平コテを320度にセット、
溶かしたハンダで部品を覆い包んでドブ漬けにしながら、
コテ先で部品を「クイッ」とズラして取り外す。
本来、8.2Ω のところ、手持ちが無いので 10Ω 抵抗を仮付け、
この状態で動作テストしたが、反応なし。
R13 も同様、10Ω 抵抗を仮付けして再テスト。
すると今度は、絵本に反応して音声が出た。
これで故障原因はチップ抵抗の腐食と判明。
赤外線LEDをケータイのカメラから目視、2個とも明るい発光を確認。
2個の抵抗を仮付けのまま、絵本タッチの反応も良好である。
あらためて、手持ちのチップ抵抗に置換える再手術。
2012サイズ角形抵抗とNPNトランジスタが、2個づつ。
おもちゃクリニック ゆりかご 初の、チップ部品換装手術。
正常値のチップ抵抗も手持ちが無く、10Ω(100)で代用する。
老眼ドクターが手半田するに、ギリギリ限界の小ささ。
1年半前、徹底的な治療を目指して購入したトランジスタ(1AM)。
今まで、根本治療が中断していたが、やっと出番が回って来た。
チップ部品の取付では、半田盛り過ぎショートに注意が必要。
部品の周囲は耐熱マスキングで塗膜が剥がれたが、導通は確認済。
(ごめんなさい! 完成動画は左側から見てください。)2012サイズ角形抵抗とNPNトランジスタが、2個づつ。
おもちゃクリニック ゆりかご 初の、チップ部品換装手術。
正常値のチップ抵抗も手持ちが無く、10Ω(100)で代用する。
老眼ドクターが手半田するに、ギリギリ限界の小ささ。
1年半前、徹底的な治療を目指して購入したトランジスタ(1AM)。
今まで、根本治療が中断していたが、やっと出番が回って来た。
チップ部品の取付では、半田盛り過ぎショートに注意が必要。
部品の周囲は耐熱マスキングで塗膜が剥がれたが、導通は確認済。
英語モードは、絵本の中ではちゃんとお話ししてくれます。
発音は、ネイティブそのもの。これは、大人も勉強になる。
このような人気商品は、全国に治療記録が多くあります。
今回は特に、技術志向の先輩おもちゃドクターのブログが、大変参考になりました。
ラジオペンチ - おしゃべりいっぱい ことばずかんDX
名張市つつじが丘おもちゃ病院 - 「ことばずかん」
この治療を機に、1年半前の DSOキットを、ようやく組立てた。
センサーコネクタの1番ピンの信号を観測。
0-2V 振幅で、50ms 周期の波形が出ている。
2番ピンの信号波形は違うが、振幅・周期とも1番ピンと同期している。
どうやら、バランスが取れているようだ。
センサーコネクタの1番ピンの信号を観測。
0-2V 振幅で、50ms 周期の波形が出ている。
2番ピンの信号波形は違うが、振幅・周期とも1番ピンと同期している。
どうやら、バランスが取れているようだ。
ちなみに、治療前後の各部電圧を比較してみた。
左から、測定位置・治療前電圧・治療後電圧・備考。
・基板上のテストポイント
TP1 3.6V = 3.6V
TP2 0V = 0V
TP3 0V → 3.2V
TP4 0V → 3.2V
TP5 0V = 0V
TP6 0V → 3.4V
TP7 0V → 3.1V
TP8 3.3V → 3.2V
TP9 1.1V = 1.1V
TP10 0V = 0V テストリード接触で動作STOP、離すとリセットされる。
TP11 3.1V = 3.1V テストリード接触で動作STOP、離すとリセットされる。
TP12 1.4V = 1.4V
TP13 3.2V = 3.2V
TP14 3.2V = 3.2V
・16MHzクリスタルの端子
水晶Y1 0V → 1.5V
反対足 0V → 1.8V
・センサーコネクタのうち、
9番 0V → 2.7V
10番 0V → 2.6V
11番 0V = 0V
12番 3.6V = 3.6V
以上です。