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ゆりかご日記
ミニミニーちゃん改造、タッチで“まほう”遊び [2019年04月24日(Wed)]
ミニミニーちゃん改造、タッチで“まほう”遊び

まずは、改造計画中の試作で、ミニミニーちゃんの動画を、ご覧ください。


 おもちゃクリニック ゆりかご 冬休み中の技術研修のうち、継続課題となっていた成果報告。

190126_ミニーマウス_44.jpg1)先日、 ミニーマウスぬいぐるみ治療に応用すべく、つつじが丘おもちゃ病院の大泉院長からご指導いただいた。
その勉強中に、入院したミニーマウスは20年前の音声再生が復活、PIC換装の目前で完治退院。

つつじが丘おもちゃ病院の ブログ記事 は、→ コチラ です。

ミニーマウス電子カルテ は、→ コチラ です。

Minnie_PIC1503_SPI_touch_回路図.jpg
ご指導を受けながら、オーダーシート(回路図付き)を作成。

2)そこで、これに似た小さなミニーちゃんのぬいぐるみを入手。
これをベースにPIC電子オルゴールを組込み、タッチセンスで楽しく遊べるように改造してみた。
(普通のぬいぐるみを改造する場合に、タッチSWなら廉価に組込めると思った次第。)

ミニミニーちゃん_01.JPG

両手のひらサイズで2頭身のミニミニーちゃん、とても小さいので組込みには苦労した。

3)冬休みに勉強したプロジェクトを、そのまま今回改造に実装。

プロジェクトソースファイルは、ダウンロードファイル内の
  Minnie_PIC1503_SPI_touch.X
  Minnie_PIC1503_SPI_touch.asm


  Minnie_PIC1823_SPI_touch.X
  Minnie_PIC1823_SPI_touch.asm


実装したオリジナルミニーちゃんのwav音源、音声リストやバッチファイルなどは、
ダウンロードファイル内の「voice_Minnie」フォルダに保管されている。
 vos_mac.txt
 W25Q64.hex


4)いよいよ、実際のぬいぐるみへの組込みに挑戦と意気込んだが、予想以上に時間がかかってしまった。
ミニミニーちゃん_04.JPG

センサーパッド金属スナップを縫い付け、配線には(誤動作防止のため)ピンマイク用シールド線を使用。
ミニミニーちゃん_03.JPG

基板はスピーカと共に小さなケースに納めるため、老眼には厳しい作業で集中力が必要とされる。
ミニミニーちゃん_02.JPG


センサー部位による感度の違いを(何回もタッチして)把握するのにも、かなり長時間を要した。
測定器がなく当方の体感でしかないが、左足は一番敏感で反応が安定的、左手は少し感度が悪く反応しないことがある。

今月の定期巡回で「ひまわり病院」=ひまわり保育園さんにプレゼント。
ミニミニーちゃん、あそび方.jpg

他病院での入院も含め、退院場所として、大変お世話になっています。
ありがとうございます。今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。


参考:オリジナルの ミニーマウスぬいぐるみ完治 の動画は、↓ コチラ です。)


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» ミニーマウス おしゃべり復活 190207 from おもちゃ修理「電子カルテ」
2019「まちや病院・冬」で受付。 20年前の ミニーちゃん は、電池を交換しても おしゃべりしないとの症状。 2019年の「まちや病院・冬」は、1月26日(土)〜27日(日)に、旧倉又茶舗で開設しました。 初日 15件、2日目 14件のお客さまが来院されました。 → 2019「まちや… [Read More]
Tracked on 2019年04月25日(Thu) 08:58
コメント
本日、冒頭の動画を差し換えました。
最初の投稿時は完成後の報告動画でしたが、Facebookさんから「著作権保護の対象となるコンテンツが含まれている」として、視聴できなくなっていました。ミニーのテーマ曲である「ミニーのユー・フー!」をフル演奏する内容だったので、高音質な音声再生ゆえの警告だと思っています。
ここは素直に反省し、以後注意するようにしたいと存じます。
Posted by:ToyDr.わたなべ  at 2020年08月10日(Mon) 13:18
ひまわり保育園さんから、Facebookにコメントありました。
「ありがとうございました。
 まずは先生達と楽しんで遊んでいます!」

お友だちと「仲よく協力してあそぶ方法を学ぶ」ための、コミュニケーションツールとして、ご活用ください。
両手を同時にタッチは、ふたりで息を合わせて行うと、上手く行きますよ。
Posted by:ToyDr.わたなべ  at 2019年04月27日(Sat) 16:00
センサー部位による感度の違いは原因不明ですが、(つつじが丘おもちゃ病院のブログ記事より)ポートピン間の入力容量のバラつきは16F1503では認められなかったとのことですので、実装段階での部品配置や配線の取り回し、さらには周囲環境が影響しているのかも知れませんね。(ブレッドボード上の試作段階で、机上の蛍光灯スタンドを点灯させたら勝手に音声再生が始まる現象を経験しています。)
センサー部の金属スナップとシールド線材は、中古品からリサイクルした再生品。
このプロジェクトで、オリジナルの ミニーマウスぬいぐるみ の音声再生(5種類すべて)を再現できました。それに加えて、ミニーマウスのテーマ曲(ユー・フー!)を音声再生で聴けるようになり、プロジェクト開発していただいたDr.大泉院長に感謝です。この次も、何卒よろしくお願いします。
Posted by:ToyDr.わたなべ  at 2019年04月24日(Wed) 23:59