ミニーマウス おしゃべり復活 190207[2019年02月09日(Sat)]
2019「まちや病院・冬」で受付。
20年前の ミニーちゃん は、電池を交換しても おしゃべりしないとの症状。

2019年の「まちや病院・冬」は、1月26日(土)〜27日(日)に、旧倉又茶舗で開設しました。
初日 15件、2日目 14件のお客さまが来院されました。
背中のジッパーを開き、電池BOXの中を見てビックリ!
単3電池×2本が入っていたようですが・・・、
電池液漏れ で全ての電極板が腐食して ボロボロ。(クリックで拡大)

電池BOX を慎重に引き出すと、内袋に包まれて出てきました。
この内袋から 結束バンド を抜き取り、本体を外します。

基板 の現状を確認して、やはり 20年物 と思いました。
パターンやスイッチ接点が、緑青サビ で膨らんでいます。

配線 や 電極板 も、液漏れで腐食が進み、再生利用は困難。
電源ライン と 電極板 は、それぞれ 新品に交換 します。

単3電池×2本が入っていたようですが・・・、
電池液漏れ で全ての電極板が腐食して ボロボロ。(クリックで拡大)
電池BOX を慎重に引き出すと、内袋に包まれて出てきました。
この内袋から 結束バンド を抜き取り、本体を外します。
基板 の現状を確認して、やはり 20年物 と思いました。
パターンやスイッチ接点が、緑青サビ で膨らんでいます。
配線 や 電極板 も、液漏れで腐食が進み、再生利用は困難。
電源ライン と 電極板 は、それぞれ 新品に交換 します。
(2019/4/24追記)実は、この時点では既存基板のCOB不良も考え、PIC電子オルゴールによる音声再生で換装することを目指し、つつじが丘おもちゃ病院の大泉院長にプロジェクト開発をオーダーしていました。
続いて、基板 の 動作チェック ですが、その前に サビ落とし。
パターン に 断線がない ことを確認後、一応 はんだメッキ。
真ん中は「お腹スイッチ」、他スイッチは コネクター接続。
コネクタ 接点も洗浄し導通確認、仮に 動作チェック します。
何と、「音が出た!」ではありませんか!
(時々、反応がなかったり、超早口言葉になったりします。)
ここで、お客さまに連絡して経過報告、今後の診療方針を相談します。
「なつかしい声、感激です! これ以上の治療は望みません。」とのこと。
あとは、スイッチ不調を治療したら、なるべく 早く退院とします。
分解点検で 左耳は断線、鼻は接触不良 と診断しました。
湿気対策?の ポリ袋と白い布 で二重に包み、元どおり縫合。
最後に全体を除菌消臭スプレー、ブラッシングして治療完了。
大変、お待たせしました。 ※ 2月9日、ひまわり病院で退院済。
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