• もっと見る
<< 2023年09月 >>
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
診療記録の検索
検索語句
種類別アーカイブ
タグクラウド
最新の診療記録
最新コメント
最新トラックバック
リンク集
※修理技術に関すること以外で、おもちゃ病院に関するご意見・ご感想等がありましたら、ぜひ下のブログからコメント入力してください。
ゆりかご日記
180324 ロボサウルス 片足が動かない [2018年04月03日(Tue)]
2018年3月17日から糸魚川市本町通りの旧倉又茶舗にて、「まちや病院・」を開設。
最終日の3月24日、大きな恐竜ロボット君が、痛めた足を引きずりながら、やってきました。
片足が動かなくなったそうです。
180324_ROBO_00.JPG
ヨシヨシ、おもちゃドクターが診てあげるから待っててね。

とは言いつつ、おもちゃドクターも初めて見た患者さま。
お客様には、電話連絡で問診をしました。トイ〇らス 通販で、一昨年のクリスマスに購入したとのこと。
リモコンと英語の説明書が付属していましたが、リモコンは自宅にあり、説明書はなくしてしまったそうです。
恐竜のロボサウルスは、リモコンで操作するものなので、リモコンを「ひまわり病院」にて受け渡しをする約束をし、お客様には、長期入院をご了承いただきました。

OGPImage
とても、やりがいがありますね! ワクワク・ドキドキします。

当クリニックでは、おもちゃドクター募集中。
自薦・他薦で何人でも、ご紹介ください。


まずは、足首の骨折から治療を開始します。

180324_ROBO_06.JPG

足首がグラつく原因は後ろ足の関節部で、プラ軸棒が折れていました。
いわば、内くるぶし骨折状態です。エポキシ樹脂で固める再建手術。


次に、胴体カバーを外し、後ろ足を動かすモーターまで辿り着くと、
左のモーターへのリード配線の片方がブラついて断線しています。
180324_ROBO_18.JPG

再半田付けし、ホットボンドで固定して、動作回復しました。
180324_ROBO_20.JPG


ロボサウルスリアルな動きを演出するのは、2本のバネを使ったサスペンション構造で、
後ろ足だけで自立できるようになっています。
180324_ROBO_12.JPG


リモコン操作で遊ぶのですが、デモンストレーションさせてみたら、スゴイ迫力!!


この記事のURL
https://blog.canpan.info/charts/archive/152
トラックバック
※トラックバックの受付は終了しました
 
» 2018「まちや病院・春」壊れたおもちゃをリサイクル from  おもちゃクリニック ゆりかご 日記
最終日の朝、こんなに沢山のおもちゃが持ち込まれ、「ゆりかご」に入りきれないほど!! [Read More]
Tracked on 2018年12月13日(Thu) 21:43

コメントする
コメント
ロボサウルスは、両脚を外し、胴体カバーを左右に分けて、ようやくモーターまで辿り着きました。故障原因は、左側モーターへのリード配線の断線でした。
2本を再半田付け直し、ホットボンドで固定して、治療完了。
週末の土曜日の退院までが待ち遠しくて、嬉しくてたまらない様子。
ひまわり病院にて、お客様にお引渡しする際に、休日保育に預けにいらしたママさんや子どもたちの前で、元気になった姿をデモンストレーション。
一斉に歓声と拍手が沸き起こりました。「スゴーイ!!」(パチパチ!!)
Posted by:ToyDr.わたなべ  at 2018年04月21日(Sat) 00:00