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ゆりかご日記
“まほう”で遊ぶオルゴール、完成![2017年01月06日(Fri)]
(追記:4号機まで製作。お礼のコメントもご参照ください。)
おもちゃクリニック ゆりかご、冬休み中に、
PICマイコンを使った電子オルゴール製作。

まほうオルゴール(クリックで拡大)

先輩Drから Skype で激励の「喝!」を入れていただき、
PICマイコンを使った電子オルゴールに、初挑戦!

※まずは使い方の説明ですが、文字で伝えることは意外と難しいです。

1)スライドSWを動かして、すぐに PLAY 位置に戻すと、1曲目の演奏を開始します。
音楽が鳴っている時、これを繰り返すと、次々と曲目変更され、事前に PIC に書き込まれた全7曲が、順番に回ってきます。

2)好きな曲が鳴っている間に、3秒以上 SET 位置にすると、その曲目を「お気に入り」だとしてメモリに記憶し、演奏停止。登録後は元の PLAY 位置に戻し(再び演奏開始)、“まほう”遊び の準備が、これで完了です。

3)本体を持って 雪だるま? 「おでこ」辺りに近づけてみてください。本体中央の「指マーク」が、雪だるま の(裏に貼り付けた)マグネットを検知します。

4)先ほど「お気に入り」に登録した曲目だけを、演奏させることができます。これを“まほう”に見立てて、あとは、子どもさんの感性や創造力に任せて、自由に遊んでもらいましょう。

まほう回路図(クリックで)同県内の先輩DrのMS工房:おもちゃ病院 新津(新潟)さんのブログから、回路図MPLABプロジェクトを、完コピ!

今回の製作でも、ご指導と激励を頂戴し、感謝申し上げます。

各SWの役割は回路図に補足説明。この防犯ブザーは、電池容量に余裕がありますがスペース不足のため、電源SWは省略します。

オルゴール実装(クリックで拡大)
薄型スピーカ、PIC用の蛇の目基板をケースに実装します。予想以上に高さ制約あり、部品を寝かせて無理やり納めました。

“まほう” の主役を務めるリードSWは本体中央で、初挑戦にしては上手く動作しました!
次の製作では、配線が露出しないように、リードSWの取付け位置はスピーカ横に変えても良いでしょう。

まほう手鏡(クリックで拡大)

本体に、磁石の方を近づけます。
ハート形スティック、テゴマスの “まほう”手鏡など。

子どもには、何か「おまじない」を言ってもらってから、
磁石付きの小道具で、本体の「指マーク」に触らせます。
「お気に入り」のオルゴール演奏は、結構楽しい!


4号機まで(クリックで拡大)※追記:曲目を変えて4号機まで勢揃い。
1・2号機はリードスイッチ採用、3・4号機はタクトスイッチを実装してみました。さらに2号機以降には傾斜スイッチも内蔵、傾きや振動で音声を(ダメ、ビヨン、ポロンなどの音を)再生します。

この記事のURL
https://blog.canpan.info/charts/archive/118
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おもちゃリサイクル用の回収箱「ゆりかご」設置場所、追加募集中! 糸魚川市内で置かせていただける場所がありましたら、ぜひとも、お声掛けください!※追記:10月から「やまのい病院」を始めました。  設置期間、巡回日時や訪問診療サービスも、ご相談に応じますので、… [Read More]
Tracked on 2018年12月14日(Fri) 20:28

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コメント
Dr.大泉さまの開発終了宣言に慌てて、先程、最終アップデート版をダウンロード完了して、コチラも感無量です。
PIC電子オルゴールは、おもちゃ修理技術の進化過程における歴史的遺産として、語り継がれるべきと思います。
(参照)最新版のPIC電子オルゴールは、コチラ
http://tutujith.blog.fc2.com/blog-entry-856.html
Posted by:ToyDr.わたなべ  at 2025年01月08日(Wed) 20:19

長い冬休み明け、3月18日から活動再開。午前「いくみ病院」、午後「のう病院」を巡回し訪問診療。今回は技術研修で使ったおもちゃを数点、病院会場の施設に寄贈しました。
お礼のお言葉やメッセージをいただき誠に恐縮です。

「いつもお世話になっております。いくみ病院への巡回訪問ありがとうございました。
おもちゃをなおしてもらった保護者もこどもも喜んでおられました。
また、今回は手作りおもちゃを寄贈してくださり誠にありがとうございました。
使い方を保育士にマスターしてもらい活用したいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。」(いくみ保育園長さまより)

「のう病院での診察、治療ありがとうございました。
患者さんの様子をよく診察して治療方針を決められるところが大変参考になりました。
入院でお手数をおかけしますがよろしくお願いします。」(能生児童館長さまより)

こちらこそ「ゆりかご」設置場所をご提供いただき、感謝しております。
今後とも、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
Posted by:おもちゃDr.わたなべ  at 2017年03月23日(Thu) 22:19

 以前から憧れ尊敬している大泉ドクターからコメント、誠に恐縮です。ありがとうございます。
全国のおもちゃドクターも開発者に感謝していることと存じます。技術志向により夢を広げる一助になれれば幸いです。
 「ダメ」の音声再生はブレッドボード上では確認済み。次回、二号機で実装したいと思います。
同じ回路で、演奏曲目を変えて四号機まで製作する予定です。
 今後とも、宜しくご指導願います。
Posted by:おもちゃDr.わたなべ  at 2017年01月26日(Thu) 09:50

つつじが丘の大泉です。
ちょっと遅レスですが、、、「まほう」の電子オルゴールに惹かれて覗いてみました。

PICの導入は進んできているようですね。と思ってファームを見たら、清野さんからのオーダーで開発したもの、そのまんまでした。
僕は「まほう」を掛けた覚えは無かったのですが、ソースコードを見ると確かに曲番号をデータメモリに記憶させていました。それが「まほう」の演出だった訳ですね。開発者も予測できない応用に脱帽です。
折角やるなら、「ダメ」も言わせて欲しいです。ファームには「ダメ」の音声データが入っているので、RB2をLにするだけでしゃべります。
Posted by:つつじが丘おもちゃ病院 大泉茂幸  at 2017年01月23日(Mon) 23:49

先月から、曲目切り替えSWの実装方法に悩み、タクトSW類をいくつか手元にしても、ケースへの固定方法で迷い、シックリと来ませんでした。
MS工房のDr清野さんのブログでは、電池ケースのフタに丸い頭が見えるようです。なるほどと感心しますが、どうなっているのか見当が付きません。
あれこれ悩んでいるうちに、ふと、防犯ブザー基板から取り外したリードSWが目に入り、「これだ!」と思い付きました。不要な部品を再利用するのも、おもちゃドクター流で面白いのではないかと・・・。
結局、曲目選択にはスライドSW、演奏開始/停止には内蔵リードSWで代用し、電源SWは省略しました。
自分勝手に、“まほう”のオルゴールと名付けてからは、本当に完成が待ち遠しかったです!
Posted by:おもちゃDr.わたなべ  at 2017年01月21日(Sat) 23:57