3月5日(木)発達障がい基礎講座&子育て支援拠点スタッフとママたちの交流会 ご報告 [2015年03月16日(Mon)]
おはようございます。ちゃ☆ちゃ☆ちゃです。
3月5日(木)に行われた 「発達障がい基礎講座&子育て支援拠点スタッフとママたちの交流会」 のご報告です。 今回の研修会は、 マザーズスマイル山口の藤岡さんをはじめママ10名と、 地域子育て支援拠点スタッフ10名の、合計20名で行われました。 まずは、アイスブレイク(今朝何時に起きましたか?)で 4〜5名のgroupに分かれた後、 藤岡さんから、発達障がいの基礎知識として、 特別支援専門用語や、特別支援ツールのご紹介など、 分かりやすい資料と実物をもとに、 お話をしていただきました。 これまでのご自身の子育て体験談を交えて、 様々なお話をうかがうことができました。 特別に支援が必要なお子さまのママの 実情と心情が伝わる、貴重なお話の数々でした。 その後、ママたちと支援スタッフの グループワーク(茶話会)に移りました。 ママたちからは、 *子育て広場を利用すると他の子と比べてしまうから行けなかった。 *子育て広場に行っても既にママのグループが出来ていて入り辛いという思いがある。 *おもちゃで普通に遊べないから、行っても迷惑になるだけと思っていた。 *一度行って迷惑をかけたので、もう利用はできないと思った。 *広場へ行くよりも自宅にこもった方が楽なので行かなかった。 *診断めいたことを言われたので信頼できなくなった。 など、障がいのあるお子さまのママの生の声を聞くことができました。 また、嬉しかった体験として、 *一緒に成長を喜んでもらえた。 *「お母さん頑張っているね。」と声をかけてもらえたのが嬉しかった。 *多動な我が子を追いかけてくれ、駐車場までついてきてもらった。 というお話もうかがうことができました。 支援スタッフからは、 *気になる子のママに、どうやって声をかけたらいいか分からない。 *言葉選びをとても慎重にしているつもりだが、大丈夫か不安。 *独特の遊びや行動などをする場合、どうやって関わればいいか分からない。 *どうすればママたちが広場を頼ってくれるのか模索中。 *気になる子も一緒に遊べる空間にするために、 プレイスペースやおもちゃを改良したいと思っている。 など今後は対策が必要な意見も多く出ました。 *お知らせボードに 「子どもの発達で悩んでいるママは、相談があれば○○先生までお気軽に」 などと貼っておくと誰の目にも止まって相談しやすいかも。 *段ボールハウスなど、刺激を受けにくい場所を作ることも有益かも。 *発達が気になる子の相談会のような時間を設けてはどうか。 という具体的対策も出てきました。 そこで、ママからは、大切なご意見として、 ★間に入る支援者の理解と地道な声かけ ★診断に向かわせることが、早期療育を受けるための第1歩なので、 悪いと思わずに専門機関へつないでいくこと → 「その時はお母さんの笑顔を崩してしまうので、 専門家につなぐことを申し訳ないと思われるかもしれないが、 それを乗り越えてこそ、 ”広場の先生がつないでくださったから療育を受けられた” と思える日が必ず来ます。 診断されて落ち込んでしまったあとのことは、 私たちマザスマのような自助グループの仲間がいるから大丈夫です。」 と、藤岡さんが、力強く・熱く語ってくださいました。 このように当事者ママと直接輪になって話す機会をいただいたことで、 発達障がいへの理解が深まり、 更によりよい拠点づくりへの糸口がつかめてたように思います。 マザーズスマイル山口の藤岡さんを始め、 ご参加くださいましたママ、拠点スタッフの方々、 お忙しい中、大変ありがとうございました。 とても貴重で有意義な講座&交流会になりました。 お問い合わせは・・・ ●場 所 〒753-0056 山口市湯田温泉5-2-13 子育て支援交流広場ちゃ☆ちゃ☆ちゃ (山口市児童文化センター2階) ●Tel/fax 083-922-4325 ●開館日 火曜日から土曜日 10:00〜16:00 (11:30〜12:30はお弁当タイム) ●閉館日 日曜・月曜・祝祭日 年末年始その他 ☆ブログ☆ https://blog.canpan.info/chachacha/ |