染め[2022年08月15日(Mon)]
先週、以前からやりたいなと思っていた「染め」をしました。まず。染めたい布を用意します。その事前準備として布を豆乳に漬け、干しておきます。その間に媒染液(ばいせんえき)を用意します。媒染液とは染めた布に色を付け、その色が落ちないようにするための液です。この液は酢の中に金属を入れ(今回の場合は10円玉、鉄くぎ)数日おいて金属が溶け出すようにして作ります。この媒染液によって、布が染まる色が決まります。
干した布に模様を付けるため、白く残る場所にはゴムを巻き付け、絞りの模様を入れます。今回はインスタントコーヒーの染め液に漬け込みました。鍋で布を一緒に煮だします。媒染液をボールなどに入れ、あらかじめ用意しています。次に煮だした布を取り出して簡単に洗い、媒染液に漬け込みます。薄いベージュだった布は銅媒染だと茶色に、鉄媒染だとグレーに染まります。最後に水で洗い流します。
ゴムを取ると思わない模様が出来ていて、思わず声をあげました。色も渋くてレトロな感じが漂っています。今回のお試しの布は、少し失敗していた白いレースです。これが思ったよりもいい雰囲気の染めになり、自分では大満足でした。