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CEセンター日記
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弥次郎兵衛@ 親の眼差し☆教師の眼差し[2006年07月22日(Sat)]

【親の眼差し☆教師の眼差し】

パソコン発達障害についての情報が最近増えてきました。
発達障害者支援法が昨年4月施行され、
今年4月には障害者自立支援法が施行されました。
そして来年度には学校教育基本法が改正され施行されることが決まり、
時代は刻々と変化してきています。
このように福祉や教育をめぐる行政の新しい取組みが始まることは、
課題を抱える子どもをもつ親にとって幸いなことに違いありません。
また学校で指導の工夫を求められる教師にとって、
スキルアップの機会ができることも、
昔LDという言葉が「レーザーディスク」や「リビングダイニング」と
誤解されていた時代を考えると画期的なことと思います。ロケット

そんな時代の変化とともに、親や教師の中にも専門的な
知識を身につけている方が少なくありません。
ADHDには行動調整を、高機能自閉症にはソーシャルスキル・トレーニングを、
学校や家庭でそれぞれ実践しようと頑張っている方が多いのではないでしょうか。
確かに行動療法は有効な方法のひとつです。

また、お母さんたちの間では、
絵カードなどを使ったコミュニケーションの手法を実践したり、
親自身の姿勢を学びたいとペアレント・トレーニングを受けたりしている方もいて、
「よかった」と感想を伺うこともあります。
しかし一方で、私は、親や教師の一生懸命な思いが、
かえって子どもに負担をかけ苦しませているという、
残念なケースもたくさんみてきました。

星子どもは手段・方法だけで変わっているわけではありません。
むしろ、専門的な技法に頼らずとも親や教師の眼差しが変わるだけで、
ずいぶん安定する子どもが少なくありません。
お母さん自身が親としての評価を気にし過ぎたり、
教師が「指導力」という言葉に過剰反応し過ぎたりたりすることで、
知らないうちに子どもに成果を急ぎ期待をかけ過ぎてしまってはいないでしょうか。
もしくは、まずは自分が安心したいがために、
方法論に頼り過ぎて子どもの確かな発達の歩みを
見逃してしまってはいないでしょうか。

専門的な知識・技法を、大人の思いを叶えるための道具にしてしまうと、
気持ちに余裕がないだけに、子どもが過度な負担をかけられ
不適応がひどくなっていることに気がつきません。
ひとつの方法がうまくいかないと新しいものに飛びつく。
それもうまくいかないと別のものに飛びつくという悪循環にも陥ってしまいます。
発達に偏りがある子どもたちの支援に限ったことではありませんが、
子どもと関わることはまず自身を見つめることが
始まりだと思っていいのではないでしょか。

天使子どもたちは、理解者がそばにいるだけで安定します。
私たちはどうも自分たちのことを棚上げして、
とにかく子どもをうまい具合にもっていこうとしがちなところがあります。
子どもと関わることの難しさのひとつは、実はそんなところにあるのかもしれません。


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